日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

コロナ

20220905 ドイツの暮らしで9月から何がどう変わるのか

どの国でも月初には「今月から何がどう変わるのか」的な報道が多くみられ、重要なフォロー対象のひとつだと思っていますが、今回は私が愛読している地元新聞ライニッシェ・ポスト(RP)のまとめをご紹介します。 https://rp-online.de/panorama/deutschland/…

20220904 ドイツの脱中国戦略

China wird zum unkalkulierbaren Risiko für Deutschland (wiwo.de) ifo研の調査によると、ドイツ企業の約半数(46%)が、原材料・中間財などの調達で中国に依存している。 技術を盗まれるとか、地政学・人権の問題は、中国巨大成長市場の魅力の前に長らく…

20220903 円安をピンチからチャンスに

<Japanese> 日米金利差の拡大再開を機に、ドル円レートが24年ぶりとなる140円台にまで上昇してきました。チャートテクニカル的には1998年8月につけた147円63銭を一度は試しに行く可能性が高そうに見えます。「円安は日本経済にマイナスであり、政府日銀の無策は許せな</japanese>…

20220902 ドイツコロナ状況アップデート~落ち着いた状況です

●ドイツの再生産数(赤線;R)は最近1.0を安定的に下回っており、新規感染者数の減少が続いています(但し、その減少ペースは非常に緩やかなものに留まっています)。 ●国際比較に最も適したベンチマークである「7日間指数」(人口10万人当たり直近7日間の累…

20220829 9ユーロ切符、必要な交通費負担の軽減というより、余暇利用が中心

今年6~8月の3ヶ月間にわたり、全国どこでもどこまでも近距離電車やバスを乗り放題としてくれていた大人気商品「9ユーロ切符」が、いよいよ今月末で期限切れとなります。 足元最大の課題であるインフレを、少なくとも0.4%は押し下げてくれていたのですが、…

20220826 時々チェックする価値のあるドイツ関連WEBリンク集

ドイツ関連のビジネスやマーケット分析をしている方々には是非時々見て欲しいというWEBサイトのリンクを集めてみました。必要に応じて適宜WEB翻訳などを併用してご活用いただければと思います。 ◆EURとGBPのフォワード金利(利上げ織込み度合い確認用)<英…

20220824 コロナ後の過剰貯蓄はインフレでほぼ枯渇

こちらのifo研の分析によるとhttps://www.ifo.de/DocDL/sd-2022-digital-04-wollmershaeuser-inflation-ueberschussersparnis.pdf コロナ勃発以来蓄積されていた過剰貯蓄(推計2,000億ユーロ)は、インフレのせいで予想以上に早く食い尽くされつつあり、リベ…

20220820 ドイツにおいて警戒すべきマクロリスク一覧

ドイツで当面警戒すべきマクロリスクは、切迫している/足元重要な順に、以下9つではないかと思っています。 ①~③には既に片足がかかっているので、各種センチメントが既に大幅に悪化しているのだと理解しています。 ちなみに⑦のリスクは予想外のタイミングで…

20220816 ドイツ政治情勢アップデート

ドイツ公共第二TV放送(ZDF)が毎月(1-2回)実施している世論調「Politbarometer」が8/12にアップデートされていましたので、その中の政治家人気ランキング(トップ10)、政党別支持率などについて簡単にご紹介します。 Forschungsgruppe Wahlen > Aktuelle…

20220812 ドイツコロナ状況アップデート~だいぶ良くなってきました

●ドイツの再生産数(赤線;R)は最近1.0を安定的に下回っており、新規感染者数(青棒)は減少が続いています。但し、減少のペースは非常に緩やかなものに留まっています。 ●国際比較に最も適したベンチマークである「7日間指数」(人口10万人当たり直近7日間…

20220805 ドイツコロナ状況アップデート

ドイツの再生産数(赤線;R)は最近1.0を安定的に下回っており、新規感染者数(青棒)は減少が続いています(足元増加に転じて底打ちの恐れもありますが。。。)。 国際比較しやすい7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の累計新規感染者数)でみると、日本…

20220802 ドイツの人手不足はますます深刻化しています

先ほど発表されたIfoサーベイによると、ドイツ企業の人手不足は過去最高水準 にまで悪化しているようです。賃金/インフレには上昇圧力、景気には下押し圧力となっています。 https://www.ifo.de/pressemitteilung/2022-08-02/fachkraeftemangel-steigt-auf-a…

20220730 戻らぬ出張について考える

私自身、コロナ前までは年数回程度、ドイツ国内の泊りがけの出張をしていたものですが、コロナ発生以降は一度もどこにも出張していません。出張関連手続き(例えば経費精算フォーマットなど)も2年半の間に変わっている可能性が高いので、今更確認するのも億…

20220729 ドイツコロナ状況アップデート

ドイツでは最近ようやく再生産数(赤線;R)が1.0を下回り始め、新規感染者数(青棒)が(若干微妙ながらも何とか)減少に転じています。 7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の累計新規感染者数)でみると、ドイツは欧州の中で引き続きワースト10に入って…

20220724 ドイツ連銀月報の経済コメント抜粋

先週末ドイツ連銀月報が発表された(ドイツ語のみ、英語はしばらく後)ので。。。。 https://www.bundesbank.de/de/publikationen/berichte/monatsberichte/monatsbericht-juli-2022-894660 今ホットイシューとなっているイタリア国債に関係のある部分(特別…

20220722 ドイツコロナ状況アップデート

●ドイツでは先月以来、再生産数(赤線;R)が1.0以下になかなか下がらず、 新規感染者数(青棒)の上昇トレンドが続いています。 ●7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の累計新規感染者数)でみると、 ドイツは欧州の中でワースト10に入っています。 ①ギリ…

20220715 ドイツ政局アップデート

ドイツ公共第二TV放送(ZDF)が毎月(1-2回)実施している世論調査「Politbarometer」が本日(7/15)アップデートされましたので、その中の政治家人気ランキング(トップ10)と、政党別支持率をご紹介します。 Forschungsgruppe Wahlen > Aktuelles > Politb…

20220715 ドイツコロナ状況アップデート

いつものように定点観測していきます。 新規感染のベンチマークである「7日間指数」(人口10万人当たり直近7日日間の累計新規感染者数)で見ると、ドイツ(青)は719(7/15時点)と高く、欧州主要国の中ではイタリア(赤、1208)、フランス(1079)、オース…

20220712 EUR/USDのパリティ(1.00)割れトライ、いったん踏みとどまりました

EUR/USDのパリティが近づいています。インフレによる購買力急低下と併せて、最近はドイツ主要メディアで以下のような写真や表紙を頻繁に見かけるようになっています。 ユーロ安の原因(口実)とされているのは以下諸点です。ドイツでは「ECBの金融政策がそも…

20220708 独ホテル宿泊件数、5月にコロナ前水準ほぼ回復

今朝のドイツ連邦統計局の発表によると、ドイツの国内宿泊件数はだいぶ戻ってきた感じです。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2022/07/PD22_289_45412.html 赤線が今年の走り、青線はコロナ前の2019年分です。 ちなみにドイツのGastge…

20220707 ドイツコロナ状況アップデート

「7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)」で比較すると、欧州ではフランス(赤)、イタリア(緑)が1000超となっており、ドイツ(青)は約700で第2グループにいます。最近は日本(黄)でも感染がやや増え始めていますが(約150)、これら西…

20220705 ドイツ経済5つのダウンサイドリスク

足元ドイツ(欧州)の景気についてはダウンサイドリスクに対する厳重な警戒が怠れない局面ですが、主要メディアで語られているのは主に以下の5つの経路です。 いずれも既に具体的なきな臭さを感じますので、それぞれをモニタリングするのに最適なサイトのリ…

2022630 ドイツコロナ状況アップデート

7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)で比較すると、ドイツ(青)は引き続き日本(黄)、英国(赤)、オランダ(緑)に大きく見劣りしています。 ドイツのコロナ規制の厳格度は日本よりずっと下、英国よりやや上、オランダと同程度です。 …

20220630 在日ドイツ企業景況調査:日本におけるドイツビジネス 2022(ドイツ商工会議所/KPMG)

ドイツ企業の多くが対中国戦略をデカップリング方向で見直す中、相対的に日本の重要度が増していると言われています。 在日ドイツ商工会議所とKPMGが毎年この時期に実施している掲題調査(今回回答数115社)の中にもその傍証のようなものが見つかりましたの…

20220629 過去最悪を記録したドイツ消費者センチメント(GfK)について

昨日GfKから発表された7月のドイツ消費者センチメントが▲27.4と調査開始以来の過去最低を記録しました。 Konsumklima sinkt auf neues Rekordtief (gfk.com) 構成3要素である景気見通し、所得見通し、購入意欲とも悪化しており、内容が悪いことは間違いあり…

20220628 ドイツ金融安定化委員会報告のエッセンス

ドイツ金融安定化委員会(財務省、ドイツ連銀(中銀)、ドイツ連邦金融監督庁(BaFinから構成)が昨日(6/27)提出した国会宛報告書のポイントを抽出しておきます。 ①ロシア/ウクライナ危機 全体としてドイツの金融システム全体が受ける影響はマネージ可能 …

20220625 世界住みやすい都市ランキングに想う

英経済誌Economistの調査部門EIUが「世界の住みやすい都市ランキング(2022年版)」を発表しました。世界173都市を対象に、①安定性、②ヘルスケア、③文化/環境、④教育、⑤インフラという5つの切り口、計約30項目の定量/定性データに基づいて都市の住みやすさを…

20220624 ドイツコロナ状況アップデート

人口10万人当たりの直近7日間の累計新規感染者数(7日間指数)で見ると、ドイツ(青)ではまた新規感染が急増しており、日本(黄)や英国(赤)から大きく見劣りしています。 Corona Zahlen aktuell: Karte für Deutschland + weltweit (morgenpost.de) ドイ…

20220619 急騰するドイツ住宅ローン金利

スクープで有名なドイツの有力週刊誌シュピーゲルの直近号の表紙が、「住宅金利ショック(金利が1⇒3%と3倍になっている!)」というセンセーショナルなものだったので、本当にそうかなのか住宅ローン金利比較サイトで確認してみました。 デア・シュピーゲル…

20220614 ドイツコロナ状況アップデート

今年に入ってから欧州主要国は軒並みコロナ規制を大幅に緩和しており、オックスフォード大のインデックスベースでは日本の半分以下の厳格さになっています(独18、蘭16、英11、日43)。 COVID-19 Government Response Tracker | Blavatnik School of Governm…