地球温暖化
https://vorhersage.bafg.de/14-Tage-Vorhersage/Kaub_14Tage.pdf ●今年はライン川流域の雪解け水が少なく、5月と6月にあまり雨が降らなかったため、水不足気味になっています。 ●ライン川の水位をモニタリングする上でベンチマークとされているカウプの水位…
今回のブリンケン米国務長官訪中についてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 9月にG20首脳会議、11月にはサンフランシスコでAPEC首脳会議が開催される。バイデン・習会談が実現する可能性があるので、今回のブリンケン訪中はおそらくそのための準…
https://dawum.de/Bundestag/ 最近の政党別支持率世論調査(上図は主要6機関平均値)で、極右AfD(青)が政権与党のGreen(緑)を有意に(誤差の2-3%以上)上回り、ショルツ首相の母体であるSPD(赤)にも肉薄して(一部調査では追い抜いて)います。 こう…
【追記】スライドを交えてより詳しいバージョンを動画で作成しました。 www.youtube.com <Japanese> 6月2日に経済産業省から「2023年版ものづくり白書」が発表されました。「ものづくり大国」日本の将来を考える上で非常に重要だと思いましたので、ざっと目を通した上</japanese>…
Handabdruck-Test | Handabdruck note.com <Japanese> 地球資源の限界と有限性を人類にリマインドするため、米NPO:Global Footprint Networkが毎年「アース・オーバーシュート・デー」(その年に使用可能なすべての資源とCO2排出枠を使い果たす日)を発表しています。</japanese>…
https://greenpeace.at/uploads/2023/05/report-climate-and-public-transport-tickets-in-europe.pdf 5月4日にグリーンピースが発表した、欧州30 か国とその首都の公共交通機関ランキングがなかなか面白いので、以下ざっとご紹介します。 ①料金体系の簡素さ…
中小企業庁:2023年版「中小企業白書」全文 note.com <Japanese> 昨日5月5日、日本は「こどもの日」でゴールデンウイーク終盤の祝日でしたが、世界保健機関(WHO)がコロナ緊急事態の終了を宣言しました。2020年1月30日のスタートから3年以上が経過し、その間世界全体</japanese>…
https://www.germanwatch.org/de/overshoot https://www.footprintnetwork.org/ 地球資源の限界と有限性を人類にリマインドするため、米NPO:Global Footprint Networkから毎年「アース・オーバーシュート・デー」(その年に使用可能なすべての資源とCO2排出…
49ユーロで1ヶ月ドイツ全土の近距離公共交通機関乗り放題の「Deutschlandticket」が昨日5月1日からスタートしました。ドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 地方公共交通機関の大改革かつデジタル化の始まり。 ドイツ鉄道では乗客の5人に1人、定期券…
スペイン、フランス、イタリアなどの南ヨーロッパ諸国が干ばつと水不足に苦しんでおり、ドイツでも観光業界に甚大な悪影響が出そうということでニュースになり始めています。梅雨のある日本と異なり、南欧では今水がなければ今後挽回できる可能性は低い模様…
最近、ドイツで中国脅威論が台頭する中で、人口が同規模の大国インドと今後どうつきあっていくべきかについての議論もメディアでよく目にするようになってきました(上図は経済専門日刊紙ハンデルスブラットの線週末号表紙)。 ドイツメディアの報道ぶりは概…
ドイツで最後まで残ったこちらの原発3基(総電力の6%を供給)が、今週末4月15日(昨冬を安全に乗り切るため、昨年末から期限が延長されていた)で完全に停止することになっています。 各種世論調査では、ドイツ国民の過半数~7割が今すぐの原発廃止に反対(…
日独の架け橋を目指している筆者の立場上、時々日本とドイツがお互いをどれくらい自国ニュースで採り上げているかを比較してみています。 今回はこちらの二つ(日独とも公共放送事業体)のニュースWEBサイトに掲載されている年初来の記事で比較してみました…
<Japanese> 4月5日にドイツ有力経済研究所4つ(ifo、キール、エッセン、ハレ)による春季合同経済予測が発表されました。米欧金融不安の影響を反映した分析でもあり、現時点でドイツの中で最も権威ある経済予測となっています。これによると、ドイツの実質GDP成長率は</japanese>…
<Japanese> 先週、日独政府間協議が初めて開催され、両国で大きく報道されました。平和で繁栄した世界の実現に向けて、日独間で具体的協力を推し進めるためのプラットフォームとなります。長年、ドイツにとってのアジアといえば日本ではなく中国でした。メルケル前首相</japanese>…
先週18日に開催された日独首脳会談と、防衛・経済・金融・運輸・外務の主要閣僚による2国間協議を含めた初の日独政府間協議についてのドイツでの報道ぶりをご紹介します。(日本での報道ぶりとあまりズレてはいないと思いますが、念のため) 長年、ドイツに…
気候変動(異常気象)により2050年までにドイツで発生する経済損失(最悪シナリオ) 建物・インフラ4700億EUR、貿易1900億EUR、農業1600億EUR、林業1000億EUR https://papers.gws-os.com/gws-researchreport22-2.pdf ドイツ経済省から、生態経済研究所(IÖW…
https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/03/PD23_N012_43.html 先ほどドイツ連邦統計局から、2022 年の太陽光発電機器(ソーラーパネル、周辺装置など)について、以下のような発表がありました。 全輸入金額は約36億ユーロ、そのうち中…
https://dawum.de/Bundestag/ 最近の政党別支持率(主要世論調査平均値推移、上図)を見ると、野党第一党のCDU/CSU(黒)と極右政党AfD(青)の支持率上昇と、連立与党3党であるSPD(赤)、Green(緑)、FDP(黄)の支持率低下が鮮明になっています。 ドイツ…
rp-online.de デュッセルドルフの地元有力新聞、ライニッシェポストに「ウクライナ危機(まもなく1周年)によってドイツの富がどれくらい失われたか」という興味深い記事が出ていましたのでそのエッセンスを簡単にご紹介します。 2022年の実質GDPは+1.9%と、…
最近平年並みに寒い日が続いています(下図黒線が平年比の気温)ので、予想外の厳冬到来でガス不足に陥るリスクが高まっていないかどうか、念のためチェックしておきました。 https://www.bundesnetzagentur.de/DE/Gasversorgung/aktuelle_gasversorgung/_sv…
(赤:鳥肉、黒:豚肉、青:牛肉、2000年の生産量=100とするインデックス) https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/02/PD23_051_413.html 先ほどドイツ連邦統計局から2022年食肉生産統計が発表され、 豚肉(グラフ黒、シェア64%):4…
ドイツでは以下6つのLNGターミナル設置が進められており、そのうち現在3つ(上半分)が稼働し始めています。 この6つがフル稼働するようになれば、ロシアから調達していた分の半分くらい/需要全体の1/3くらいを補うことができる見込みです。 6つなんて多すぎ…
PwCが毎年グローバルベースで実施しているCEOサーベイの、ドイツのCEO分に関する開示がありましたので、以下簡単にご紹介します。 ●ドイツCEOの82%が1年後の世界経済悪化を予想。 ●ドイツCEOの心配事は上から順に、①インフレ、②地政学リスク、③マクロ経済、…
プレスリリースのタイトルは「産業立地と競争力を改善するための政策こそが、気候変動対策政策を支える」という、いかにもドイツ自動車産業界らしい主張(気候変動対策の負担を何でもかんでもトップダウンで自動車業界に押し付けるな)となっています。 VDA-…
<Japanese> 今週発表された世界銀行の世界経済見通し(GEP)によると、今年は先進国の中で日本経済がかなりアウトパフォームすることになっています。コロナ後のリバウンドが弱かった分、反動減が小さいだけという面もありますが、日本の経済成長率が米国とユーロ圏の</japanese>…
ドイツ気象庁(DWD)の予想によると、下図の通り今後一か月のドイツの気温は平年比0度以上(グラフ内の緑点)でかつその予測にはまあまあ自信あり(下の緑信号)、ということになっています。 Wetter und Klima - Deutscher Wetterdienst - Basis-Witterungs…
<Japanese> 日本経済新聞の推計によると、今年世界の債券価値は昨年末比で19兆ドル、株式時価総額も25兆ドル減少し、この合計45兆ドルは世界の国内総生産(GDP)の47%に相当するとのこと。ドイツ・アレンスバッハの世論調査で、61%が「こんなに悪い年は長らくなかった</japanese>…
今朝のRheinische Post紙(デュッセルドルフの地元新聞)に「2023年経済/政治ココが良くなる」という興味深い記事があったのでご紹介します。Was 2023 politisch und wirtschaftlich besser wird (rp-online.de) 今年判明したように、常に先行きが不透明で…
独シュピーゲル誌は、政治ネタを中心に特ダネが多く、国内での影響力が抜群に大きい(大物政治家から恨まれたりすることも多い)ため、ドイツと関わりの深い方々やドイツ語学習者にとってチェックが欠かせない雑誌となっています。 中身を見なくても、毎週号…