ドイツの有力世論調査は8つあり、そのうち7つが6月後半以降に直近調査結果を公表しています。その7つの平均値をとってみると(下表)、ラシェット党首率いるCDU/CSUが28.5%、ベアボック党首率いるGreenが20.5%と、その差8%となり、このバランスで安定しつつあります。
メルケル首相は今季限りでの政界引退を表明していますが、9月26日の総選挙が終わった後も、連立交渉には相応に時間がかかるでしょうから、メルケル首相は次期政権が成立するまでしばらくの間(最低1か月は)首相の座にとどまることになります。
Wahlumfragen zur Bundestagswahl 2021 – Sonntagsfrage (Wahlumfrage, Umfragen) (wahlrecht.de)