日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20210711 ドイツのノンアルビールには0.4%くらいアルコール入ってます

日本の多くのノンアルコールビールには、アルコール0%とか0.00%などと明示されていて、本当に全くアルコールを含まないものが多いのですが、ドイツのノンアルコールビールは、ほとんどの銘柄が0.4%以下のアルコールを含んでいます。「アルコールフリー」とだけ書いてあるのものが大半で、「アルコール0%」という表示があっても、「それは0.4%を四捨五入すれば0%」という程度の意味です。

 

ちなみにこちらはノンアルビールを消費者団体「Warentest財団」が2018年チェックしてランキングしたもののトップ3ですが、表の中段にある通り、0.4%前後のアルコールが含んでいます。日独両方で数多くのノンアルビールを試してきた私が、ドイツのノンアルビールを日本のものよりちょっとおいしく感じてしまうのは、少しアルコールが入っているからだ、と個人的には確信しています。

 

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Alkoholfreies Bier im Test - Fast jedes zweite ist gut - Stiftung Warentest

日本の酒税法でもアルコール1%未満なら「ノンアルコール」と表示できるので、ドイツのこういった微量アルコール入りビールもそのまま「ノンアルコール」として売られています。しかし、実際に飲んでも本当に酔わないという保証はありません。おいしく感じるものほどアルコールが多めに入っている可能性が高いです。お酒に弱い人は、運転前にドイツのノンアルビール(ラベルに0.0%とでも書いてない限り)を飲むのは避けておいた方が無難と思います。