足元のドイツ鉱工業生産(直近今年6月)は、半導体不足を主因としてイマヒトツ冴えないのですが、
Produktion | Deutsche Bundesbank
受注の方は相変わらず絶好調です。
その結果、受注残がかなり積み上がっています(7か月分)ので、今後米テーパリングによる多少の株安やコロナ懸念に見舞われたとしても、相当な耐性があるのではないかと思っています。
需要が強い中、かなりの供給不足になっているので、PPIはこのように急騰しています。企業も更なる値上げに積極化しつつあります。ドイツのインフレは「年末に向けて+5%まで上昇するかも知れないが、あくまで一時的なもので、来年には急低下する」ということになっていますが、本当にそうなるかどうか、しっかり見ておきたいと思っています。
Erzeuger- und Verbraucherpreise | Deutsche Bundesbank