ドイツ連銀(中央銀行、ECBのドイツ支店)が、ドイツのGDPの動向をリアルタイムにつかむために開発(現在発展途上で随時構成要素入れ替え中、非公式扱い)し、毎週月曜夕刻(ドイツ時間)に公表している掲題指数WAIが、夏場以降低下を続けていたのですが、いよいよ反転上昇しつつあるように見えます。
四半期GDPの前期比上昇率を当てることを目的としているのですが、今のところ水準の予知能力は正直イマひとつ(右チャート)です。但し、勢いの方向性はしっかり早めかつ正確に追えているので、そういうものとしては十分使えると思います。
現時点で前期比+0.4%ペースという説明は割り引きつつ、「モメンタムが反転して上向き始めてきたかな」くらいに受け止めておけばよいかと思います。
Weekly activity index for the German economy | Deutsche Bundesbank
WAIの詳しい説明はこちらです:
Methodology | Deutsche Bundesbank
【WAI構成要素】~時々一部入れ替わります(特に検索ワード)
電力消費量、トラック運送量、フライト数、
特定キーワード(失業、時短、政府支援)Google検索数、
人出、大気汚染、クレカ決済量