今くらいコロナの状況が悪化してきますと、自分や家族、会社の同僚が万一コロナで重い症状が出た場合に、地元の病院で受け入れられてしっかり治療してもらえるかどうかはリスク管理上非常に重要なポイントです。
医療キャパに関して、ドイツ全体や州毎のマクロ感はこちらでつかめます。
グラフはコロナ重症患者数の推移を示すものです。
左の全独ではまだ昨冬のピークに達していませんが、右のバイエルン州ではほぼピークに到達してしまっています。
このような状況を踏まえて、バイエルン州の州都であるミュンヘン市は、本日クリスマス市の中止を決断しました。
市町村毎の状況まで細かく確認する必要がある場合にはこちらを使います。
Dashboard DIVI-Intensivregister Germany | COVID-19 Datenhub (arcgis.com)
右上のプルダウンで州と市町村を選択します。
ミュンヘン市など大きな都市を選ぶ際には頭にSK(Stadtkreis)をつけて検索してください。
以下のミュンヘン市の場合、現時点で重症病床総数537に対して497が占有済、空き病床は40、111人がコロナ患者でその約半分の60人が人口呼吸器対応(より重症)となっています。
空いている重症病床数が全体の10%以下ということで危険信号の赤旗が出ています。
デュッセルドルフもタイトで赤旗が出ています。空き病床はあと25(300-275)しか残っていません。