先ほど（ドイツ時間午前11時）公益財団法人GfdS（Gesellschaft für deutsche Sprache e. V.）から今年のドイツ流行語大賞（Wort des Jahres）が発表されました。活きたドイツ語として最高の教材なので、ドイツ語学習者としては当然要チェックアイテムです。
GfdS wählt »Wellenbrecher« zum Wort des Jahres 2021 | GfdS
大賞は今年もコロナ関連から選ばれ、「Wellenbrecher～コロナ（の波）抑止措置」となりました。10位までありますので以下ご参照ください。
- Wellenbrecher：コロナ感染の波を抑止するための措置やそのように行動する人
- SolidAHRität：洪水被害に遭ったAHR地域の人々に対する連帯感、支援の気持ち
- Pflexit：低賃金重労働の介護（Pflege）職からの離脱
- Impfpflicht：ワクチン接種義務 ＜全国民義務化に最近現実味＞
- Ampelparteien：信号機連立構成政党（SPD、Green、FDP）
- Lockdown-Kinder：2年間学校にも行けず友達とも遊べない子供たち
- Booster：ワクチンのブースター接種
- freitesten：コロナ検査で陰性を証明して隔離などを脱する
- Triell：（従来SPDとCDU党首による一騎打ちだったが今年は）3者間の決闘
- fünf nach zwölf：深夜零時5分過ぎ（地球温暖化やコロナ対策が待ったなしという危機感）
本件関連の前回投稿はこちら
20211107 活きたドイツ語教材としての流行語大賞 - 日独経済日記 (hatenablog.com)
今年の日本の流行語大賞はこちら
