日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20220329 小売店内のマスク着用、法的義務が外れた後どうするか問題

足元ドイツは全土隅々までがコロナホットスポットと化しており、国際比較でも非常に見劣りする状況なのですが。。。

 

 


Corona Zahlen aktuell: Karte für Deutschland + weltweit (morgenpost.de)

 

今週末4月2日からほとんどのコロナ規制が撤廃され、小売店内でもマスクを着用する義務がなくなることになっています(公共交通機関、病院、介護施設でのみ義務継続)。

 

そのような状況下、(こちらの地元新聞の記事を見るとデュッセルドルフの)小売店主達はどうすべきか非常に悩んでいるようです。

Pandemie in Düsseldorf: Wieso die Maskenpflicht die Düsseldorfer Händler verunsichert (rp-online.de)

 

ドイツの小売店主たちは以下3つの中から苦渋の選択を迫られます:

 

オプション①:顧客にも店員にも引き続きマスク着用を(自主ルールで)義務付ける

現状の高い感染リスクを考えると、市役所のように客商売ではなく、自主ルールを相手に押し付けやすいところでは最も自然な選択肢。

しかし欧州では日本と違ってそもそもマスクを「息苦しい(これからは暑い)」「自由の侵害」として嫌う人が圧倒的に多く、マスクを無理強いすれば顧客を逃す(競合に奪われてしまう)可能性が高い。

記事内の宝石店主は、顧客へのアドバイスで長時間接客しないといけないので、顧客と店員の両方を守るため、仕方なくこのオプションを選択するとのこと。

 

オプション②:店員にのみマスク着用を義務付ける

マスクを嫌う顧客を逃すことはなくなるものの、店員のなかでマスクを嫌う人と感染リスクを不安がる人の両方から不満を持たれてしまう。

一方、感染リスクをやや不安に思っている顧客は、店内が空いている時に自分もマスクをして入れば大丈夫と安心しやすい。

 

オプション③:顧客も店員もマスクを着用しなくてよい

新たな法環境に沿ってコロナ前の状況に戻し、すべてを自己責任とする方法。したい人だけマスクをすることになるが、誰もマスクをしておらずかつ混んでいると感染が怖いので中に入りたくないという顧客、そんなところではとても働きたくないという店員が結構でてくる可能性あり。