本日朝、ドイツ連邦統計局よりドイツ第1四半期GDPの速報が発表され、結果は市場予想とぴったり一致する前期比+0.2%となっていました。
(下図は2015年を100とし、青線:原系列、赤線:季調後、ともに実質)
こちらでご紹介していたドイツ連銀やドイツ経済省のNOWCASTが全然あてにならないことが確認された格好です。
20220425 ドイツ第1四半期GDP(4/29速報発表)予想は前期比+0.2% - 日独経済日記 (hatenablog.com)
コロナ、サプライチェーン障害、インフレ、ウクライナ、と悪いニュースが次々と押しかけてくるので、何となく悲観的になってしまいがちですが、我々の肌感覚である名目経済成長率(前年同期比)という観点では、近年まれにみるすさまじい好景気(高成長)になっている(Q1は9145.1億ユーロ、+7.8%)ということを忘れてはいけないと思います(あくまで私見ですが)。
実際税収は最近予想比上振れしており、財政出動余地を生み出してくれています。