特ダネ報道が得意なことで有名な高級週刊誌「デア・シュピーゲル」がドイツのインフレデータを面白く表現してくれていますので簡単にご紹介します。
Inflation: Was jetzt richtig ins Geld geht – und wo Sie sogar sparen - DER SPIEGEL
前年同月比(4月)の価格上昇率をビジュアルに表現してくれているのですが、下の4つ
携帯電話▲2.4%、板チョコ▲6.9%、ニンジン▲10%、カリフラワー/キャベツ▲11.3%、パプリカ▲22.4%と結構大きく値下がりしているものも意外にあります。
ちなみにこの図のトップ5は、暖房油+77.4%、LPG車用液化石油ガス+60.9%、ディーゼル+51.9%、レンタカ-+50%、トマト+39.4%となっています。
下図は代表的家電製品の2015年来の価格変化率推移を示したグラフです。
こういった商品群ではスペックが異なるものを比較可能にするため、性能対比での調整が入ります。従って、体感とはやや異なるかも知れませんが、同じ性能のもので比べると、2015年から大きく値下がり/ほとんど横ばいとなっています。
茶:掃除機 +2.6%(2015年比で)
青:洗濯機 ▲3.3%
赤:携帯電話 ▲25.8%
緑:テレビ ▲34.1%