日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20220519 自然災害の予兆管理

昔は殆どなかったのですが、近年は大きな被害の出る暴風雨がドイツでも年数回発生しています。昨年はドイツ西部で大洪水が発生しましたが、こういった自然災害の予兆を察知することは、リスク管理上非常に重要と考えています。

 

その具体的な方法としては、例えばMicrosoft Start の天気予報画面に出る赤い三角印(警報)が便利です。



クリックすると、どんな危険が迫っているかがわかります(今回は激しい嵐)。


これを見て身構えつつ在宅勤務をしていたのですが、今日の午後3時頃から、デュッセルドルフでもこんな感じで窓を開けていられないほどの暴風雨が30分ほど続きました。

 


明日(5/20)の午後はもっと強い暴風雨がもう一度襲ってくるということなので、しっかり備えておくつもりです。

 

オフィスにいる間に暴風雨が始まってしまったような場合に、家に帰るタイミングを測るにはこちらのサイトを見ておくとよいと思います。雨や雲の迫り具合が判ります。

Artemps, Hauts-de-France, Frankreich Wetterkarte | Microsoft Weather (msn.com)

 

なお、大変ありがたいことに、在留届を出している総領事館からはこのような警告メールがタイムリーに届きますので、よく読んで指示に従うことをお勧めします。

【安全情報】暴風雨についての注意喚起(5月19日)
●ドイツ気象庁の発表等によると、5月19日(木)午後から、NRW州を含むドイツ西部で突風を伴う雷雨となる可能性が高く、現在、暴風雨警報が発令されています(20日(金)にはドイツ中部に移動する見込みだが、時速120キロメートルの強風予報あり。)。
●落雷の危険及び暴風による倒木などの危険性があることから、川や森林等に近づかないようご注意ください。
悪天候や倒木の影響で交通機関の運行にも影響が出る可能性があることから、時間に余裕をもって計画的に行動することを心掛けてください。また、下記関係機関ホームページや報道等から最新の情報を入手し、状況に応じて外出を控えるなど、身の安全確保を第一に行動してください。
●万一災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに、当館または最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。

(参考情報)
■ドイツ気象庁(DWD)
https://www.dwd.de/DE/wetter/warnungen/warnWetter_node.html
■ドイツ気象庁(DWD)ツイッター
 https://twitter.com/dwd_presse
ドイツ国民保護・災害支援庁ウェブサイト
 https://warnung.bund.de/meldungen
■独政府の災害警告アプリ(NINA)
◯NINA(グーグル)
https://play.google.com/store/apps/details?id=de.materna.bbk.mobile.app&hl=en_US&gl=US
◯NINA(アップル)
https://apps.apple.com/de/app/nina/id949360949?l=en

■「安全の手引き」(ドイツ)
https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100167010.pdf
■「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)/ 在留届(3か月以上滞在される方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
スマートフォン用 海外安全アプリ 
 https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html