●ドイツの7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)は本日(5/26)263まで低下(前日比▲19)しました。
●再生産数は最近安定的に1.0を割り込んでおり、今後も夏に向けて沈静化が進むと期待できます。
●州別に見ても特に変な動きをしているところはなく、全体的な改善が続いています。
●引き続きオミクロンBA2が主流で、強感染の新たな変異種が急拡大するリスクは低いとされています。
●但し、従来基準でみるとドイツのほぼ全域がホットスポット相当(7日間指数100超~昔はロックダウン/外出禁止になってました)であることに変わりなく、世の中の気持ちが緩んでいる中でも、マスク着用とソーシャルディスタンスくらいは常時強く意識しておいた方が良いと思います。
●日本(黄)や英国(赤)との比較においても、ドイツ(青)は改善が遅れており、安全度ではまだまだ見劣りしています。
●なお、ドイツと日本の間を行き来する際に注意すべきことをチェックするには、こちらの大使館HPを起点にすると、見逃しを防ぐことができます。
新型コロナウイルスに関する最新情報(ドイツ) | 在ドイツ日本国大使館 (emb-japan.go.jp)
ドイツ⇒日本
既に自宅待機義務はなくなっていますが、6月からは出国前72時間以内に実施した検査陰性証明だけで、帰国後の検査は免除されます(ドイツは青に分類)。
日本⇒ドイツ
ワクチン未接種者にはまだ入国制限ありますが、6~8月の間、いったん緩和されることになりそうです。但し、冬に向けては再びコロナが勢いを盛り返す可能性が高いことから、この緩和がずっと続くとは期待しない方が良いと思います。
>ドイツ政府は25日、新型コロナウイルスに関するドイツ入国規制を6月1日から大幅に緩和すると発表した。8月末までワクチン接種や陰性証明の提示義務を撤廃する。新規感染者数の減少傾向を踏まえ、夏季休暇の外国人旅行客を呼び込みたい思惑がある。ただ帰国時の水際対策が厳しい日本からの旅行客は限定的になりそうだ。