ダボス会議の主催者として有名な世界経済フォーラム(WEF)から「ジェンダーギャップ・レポート 2022」が発表され、ドイツは世界ランキング10位(前回11位)と、G7の中で唯一トップ10入りを果たしていました。
賃金の男女間格差は少し残るものの、ドイツは女性の政治参加がとにかく凄い(Political Empowerment サブインデックスで世界8位)という評価になっています。
一方、日本は116位と相変わらずの低評価に留まっています。
地域別では、ドイツが欧州6位であるのに対し、日本はアジア太平洋最下位(19位)でという(大変悲しい)結果になっています。
国別コメントを見ると、ドイツが状況を着実に改善してランキングを上げてきているのに対し(今回の10位は過去最高)、日本では人口における女性割合が増えているにもかかわらず、女性労働参加率や女性幹部登用比率の低下が指摘されています。
Global Gender Gap Report 2022 | World Economic Forum (weforum.org)
ちなみに日本での日本語報道では概ねこちらのような扱い(日本の現状はあまりにもひどすぎると警鐘を鳴らす方向性)となっています。
「女性活躍」だけでは格差は縮まらない。労働分野のジェンダーギャップ解消に必要なこと | ハフポスト これからの経済 (huffingtonpost.jp)