今週水木(8/3,4)には今一度日中30度越えがありそうですが、今年の暑さはこれが最後で、ピークはもう完全に超えたと見てよさそうです。
(赤線:最高気温、青線:最低気温、青棒:降水量、ケルン近傍の予想)
しかし、ドイツの地面は下図に示されている通り異常に乾き切っており、今後まとまった雨が降るという期待もできないので。干ばつが非常に心配です。南欧諸国ほど深刻ではありませんが、ドイツでも山火事が多発しています。
Dürremonitor Deutschland - Helmholtz-Zentrum für Umweltforschung UFZ
ドイツ国内の河川水運が目詰まりすると経済的影響も甚大になります。最近はずっと下図を見張っているのですが、多くの地区で水位が平年レベルを大きく下回ったままの状態が続いています。
Flusspegel Deutschland - Pegelstände aktuell - WetterOnline
今後2週間の予測値を確認すると、例えば ケルン付近でのライン川の水位は今後さらに低下に向かい、8/10頃にやや持ち直すという予想になっています。
問題なく安全に運行可能な水位(GIW:139cm)はずっと下回り続けています。
https://vorhersage.bafg.de/14-Tage-Vorhersage/Koeln_14Tage.pdf
こちらのオレンジ部分が広がって来たら、ドイツのGDPが押し下げられるリスクが高まっていることを意味しますので、要注意です。