ドイツ連邦統計局の発表によると、今年前半(1~6月)の食肉生産量は、前年比▲7.9%と激減していました。
動物愛護、CO2削減、穀物不足等への意識の高まりで、ビーガンやベジタリアンが増えているだけでなく、近年のインフレが高価な肉の消費を抑制しているのだと思われます。
内訳をみると、以下のように相対的に高価で、多くの穀物を消費し、多くのCO2を排出する豚と牛での減少がきつくなっています。
- 豚肉(黒線:シェア64.3%)前年同期比▲10.1%
- 鶏肉(赤線:シェア21.9%) ▲0.2%
- 牛肉(青線:シェア13.5%) ▲9.1%