英エコノミスト誌がグローバルな世相を鋭くえぐるような印象的な表紙を毎週繰り出してくることは有名ですが.....
個人的にはドイツの高級週刊誌Der Spiegelもなかなかのものだと思っており、フォローしています。練りに練られたタイトルとデザインが非常によくできているだけでなく、ドイツで足元最も重要なトピックスをタイムリーに採り上げてくれています。
毎週EconomistとSpiegelを併せてチェックしていれば、グローバル/欧州のビッグイシューを見逃さずに済みます。
Titelbilder und Heftarchive 2022 - DER SPIEGEL
シュピーゲルに対抗するためと思われますが、ドイツの他の政治経済系週刊誌も毎号Spiegel同様に趣向を凝らした表紙で攻めてきます。比較しながら毎週チェックするのが楽しみにすらなります。
日刊経済新聞であるハンデルスブラットも、週末号は上記の雑誌と同様、表紙で勝負を仕掛けてきます。今週号は、グローバル巨大企業AMAZONのほころびを特集しています(普段は右下図のような感じで、文字中心です)。
ちなみに日本のビジネス雑誌は、ほぼ文字中心でテーマ性、デザイン性には乏しく(日経ビジネスは字より絵で勝負することが多い傾向がありますが)、日本の読者の関心事ばかり追いかけていてグローバルな視点に欠けるというのが私の評価(偏見)です。
外国人が絵だけ見て中身を想像することは非常に困難と思われます。