今は昔、1994~1999年の5年間、ドイツマルク最終期にフランクフルトで勤務していたのですが、今回の夏休みを利用してノスタルジック里帰り旅行を敢行してきました。
久々にフランクフルトを訪れてみて「当時とすっかり変わったな~」と感じたのは以下3つ(ECB, KAufhof, Zeil)でした。
①ECB(欧州中央銀行)は当時まだ治安が悪かった中央駅前のユーロタワーにいたのですが、手狭になったので、その後かなり辺鄙な東(Ostend)に移転していました。ビルのデザイン(色合い)は似ているのですが、最初のものより何倍も大きなものになっていました。
②当時こちらのカウフホーフは、全盛期の三越の如く、デパートの王様として扱われていましたが、その後経営環境が大幅に悪化し、今や青息吐息で必死の生き残りをかけて戦っているところです。
③当時から繁華街のど真ん中にあったモダンなショッピングモール「ツァイル」は、欧州一長いエスカレータ-(地上階から最上階のフードコートに直行する)を有する前衛的な建物に進化しており、モダンさをさらに増していました。
一方で以下の面々は、20年以上前と全く変わっておらず、ノスタルジックな気分に浸りたかった私を心底ほっとさせてくれました。
●ハウプトバッへのカフェ~当時は2階でラーメンやうどんが食べられました
●ゲーテハウス~さすがにこの辺を勝手に変えてしまうわけにはいきませんね
●旧オペラ座~ドイツ人エコノミストを招待して和太鼓コンサートにお連れしました
●シュタイゲンベルガーホーフ~役員対応でかなり使わせていただきました
●レーマー広場~当時から観光客とそれ狙いの店員しかいない場所です
●当時馴染みのステーキハウス「ブロックハウス」~ステーキといえばココです
●当時馴染みの喫茶店「カフェラウマー」~ケーキ類(と生クリーム)が最高です