ドイツの7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)は573人(青線)と、日本(黄線)の202人を大きく下回り、安定した状況が続いています。
PCR検査(青棒)は週50万人ペースを維持していますので、決して検査が減って感染が減って見えているわけではありません(陽性率<赤点>は3割程度まで低下、週270万人程度の検査キャパ<灰色棒>は維持)。
コロナ規制も電車や病院の中でマスク着用する程度で、ほとんど残っていません(日本よりはるかに緩い)。
但し、最近再生産数(赤線)が明確に1.0を上回る状態が続いており、今後は新規感染が増加に転じるものと覚悟しておいた方が良さそうです。
実際に下水の中のコロナウイルス検出(あくまで試行データですが)も増加傾向にあるようです。
幸い重症患者数はほとんど増えておらず.....
医療キャパ(ファンチャート部分が予測軌道)は問題なさそうです。
インフルエンザ(赤)とRSウィルス(青)がコロナ(橙)を大きく上回るペースで増えており、特に幼児/子供の医療キャパはタイトになっている模様です。
<上記データソース>
Corona Zahlen aktuell: Karte für Deutschland + weltweit (morgenpost.de)
RKI - Coronavirus SARS-CoV-2 - Aktuelle Situationsberichte, Wochenberichte und Pandemieradar
COVID-19 Government Response Tracker | Blavatnik School of Government (ox.ac.uk)