デュッセルドルフ市内の自転車標識が最近いろいろと拡張されている模様。これはドイツ語で「Knotenpunktwegweisung」(ジャンクション標識案内システム)と名付けられており、ベルギーやオランダの先進事例に倣ってNRW州全域に導入された自転車用道案内システム。歩行者にも有益な情報を提供してくれるので、読み取り方の基本を以下紹介しておく。
●右に3km行けば中央駅(Hauptbahnhof)、左に1.5km行けば旧市街(Altstadt)<ここまでは何ら目新しくない>。
●一番上の大きな「5」はこの場所のジャンクション通し番号。左に行けば「4」、右に行けば「76」のジャンクションに通じている。下についている正方形「Apfelroute」は「途中でリンゴの木をたくさん見かけますよ」というルートの特徴案内。
その他の正方形のロゴ類は、見晴らしのいい場所、鉄道駅、フェリー、内外浴場、充電ステーション、ユースホステル、などなど、視覚イメージ通りの内容を示している。
●ジャンクション番号は、ルートを計画する/辿る際に活用する。
このような便利グッズもある模様。
その他以下のような自転車交通インフラ整備もどんどん進められている。
●駅に隣接する自転車整備場
●自転車運搬機能付きバス
●ライン川べりのサイクリング道路
●公園脇の駐輪場
●赤で目立つ自転車横断帯
●自転車普及によるエコ推進をアピールするマンホール
<推奨ルート>~こちらのロゴはTour D3の経路であることを示している。
https://www.duesseldorf.de/radverkehr/fahrradnetzplan
<システム解説動画>
<デュッセルドルフ市の自転車利用推進ポータル>
<日独経済日記>