日独経済日記

「毎日がうまくいく366のヒント」の訳者:今のドイツのリアルをお届けします

ドイツ・ブンデスリーガ日本人選手一覧

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◆ドイツ・ブンデスリーガ(1/2部)
 日本人選手一覧
アップデート

  • 現時点で1部15名、2部14名、計29名もの日本人選手がドイツブンデスリーガに所属している。
  • フライブルクの鈴木唯人選手は開幕戦でいきなりハットトリックの大活躍。
  • 今季から3部(上記リスト外)に降格してしまったフォルトゥナ・デュッセルドルフは、開幕2連敗と厳しいスタートを切ったが、その後2勝1分と健闘し、3部9位(全20チーム)に浮上。
  • 日本のプロ野球同様、ドイツではサッカーの話題がビジネス雑談ネタとして有効。
  • 地元チームの日本人選手の活躍ぶりは、同僚との心の距離を縮めるための格好の材料。

【ご参考】FIFA世界ランキング~ドイツ12位、日本17位。

FIFA/コカ・コーラ男子ワールドランキング


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ドイツ政党別支持率推移アップデート

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  • 主要調査機関加重平均ベースで AfD(青、極右)が28.1%とトップ独走。一般ドイツ有権者の約3割が極右的政策(移民・難民排斥、親露・EU/ユーロ離脱など)を支持しているという危険な状況。
  • メルツ首相を擁するCDU/CSU(黒、中道右派)の支持率は20.5%まで低下。大胆な構造改革案は一般庶民の不安を掻き立てており、メルツ首相の自己的不人気とあいまってトレンド反転のきっかけをつかめていない。
  • AfDの躍進/CDUの低迷次第では、メルツ首相退任論が具体化しかねない


①ザクセン=アンハルト州(9月6日)~AfD圧勝で欧州全域に激震

  • AfDが39/83議席で第1党となったが、絶対多数まで3議席不足。
  • CDU・SPD・緑の「中道3党」連合でも31議席しかなく、過半数に届かない。
  • 左派(Linke)を加えても39議席で、BSWの協力がなければ多数派は作れない。
  • しかし、CDUはAfDとも左派とも協力を拒否しており、政治的に極めて難しい状況。
  • AfDは全党との協議を呼びかけ、特にCDUとBSWを主要ターゲットにしている。
  • AfDは「個別議員の引き抜き」の可能性にも言及し、少数派工作を示唆。
  • BSWは「特定政策での協力はあり得る」としつつ、AfDとの正式連立は否定。
  • BSWはAfDの少数政権(Minderheitsregierung)を容認する案も提示し、状況を左右する鍵に。
  • 最終的にはBSWの「第3投票(42票ではなく、過半数で州首相選出)での棄権」がAfD候補を押し上げる可能性がある。


②メクレンブルク=フォアポンメルン州(9月20日)
 ~SPD善戦も、AfDの第1党はほぼ確実

③ベルリン州(9月20日)~上位3党がダンゴ状態

 

AfD台頭の日本企業に対するインプリケーション

  • (特に海外スキル)人材の確保がより困難になり、労働コスト負担が一層増加する可能性大

  • 海外からの投資全般が冷え込み、経済低迷に陥りやすくなる

  • 今後のロビー活動・業界団体との連携においては、極右や極左が影響力を高めることを想定しておく必要がある。

 

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【ドイツ駐在サバイバルノウハウ集】

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繰り返されるドイツ「PISAショック」に想う

 


<Japanese>

2025年のPISA結果は、日独の教育事情の差を改めて浮き彫りにしました。ドイツは全科目でOECD平均レベルまで後退し、メディアは「過去最低の出来」と報じています。移民・低所得層の教育格差、教員不足、老朽化した学校インフラなど、指摘されているポイントは毎回全て同じです。教育の崩壊は「国際競争上の不利」や「民主主義の崩壊」にもつながりかねないという危機感だけが空回りしています。一方、日本は今回も全科目でトップ5前後を維持しており、基礎教育が世界屈指の高水準で成功していることを証明しました。

しかし、ドイツに対する日本の優位性は社会に出た瞬間、見事に逆転されます。国際ビジネススクールIMD「世界人材競争力ランキング2025」では、ドイツが69カ国中13位に入るのに対し、日本は40位と大きく後れを取っています。世界トップレベルの学力を持つ日本の若者が、語学力の不足やメンバーシップ型雇用の非効率さによって、ビジネスの現場で十分に力を発揮できていない可能性が高いと思います。一方ドイツでは、ビジネススキルの標準化やスキルベースの働き方(ジョブ型雇用)が徹底されている上、公的な職業訓練や企業研修の仕組みが充実しており、それらが人材の質の高さを支えています。ドイツは基礎教育が弱くても、社会に出てからの育成で巻き返しに成功しているということです。

日独がお互いの強みから学べる余地はかなり大きいように思います。ドイツは若年層の基礎教育を立て直せば産業競争力強化に直結しそうですし、日本は若者の高いポテンシャルをビジネスで活かす仕組みさえ整えれば、相応の生産性向上が期待できそうです。文化や言語の違いはあるものの、ドイツは日本から「基礎教育の底上げ」を、日本はドイツから「職業教育とスキル開発の体系化」を学ぶことで、双方が抱える重要課題の解決が一歩前進するのではないかと思っています。


<English>

The 2025 PISA results have once again cast a stark light on the contrasting educational landscapes of Japan and Germany. Germany has retreated to the OECD average across all subjects, with the media describing it as their "worst performance to date." The points of critique remain stubbornly consistent: educational disparities affecting immigrant and low-income demographics, chronic teacher shortages, and aging school infrastructure. The mounting sense of crisis—warning that educational deterioration could precipitate a "disadvantage in global competitiveness" or even the "collapse of democracy"—seems to be spinning its wheels without yielding concrete progress. Conversely, Japan has retained its position within the top five across all disciplines, proving unequivocally that its foundational education remains remarkably successful on a world-class scale.

However, Japan's pronounced advantage over Germany is strikingly inverted the moment these young individuals enter the workforce. According to the IMD World Talent Ranking 2025, Germany secured the 13th position among 69 nations, whereas Japan lagged significantly behind at 40th. It is highly probable that Japan's youth, despite their exceptional academic prowess, are unable to fully leverage their capabilities in the business arena due to a lack of foreign language proficiency and the inherent inefficiencies of traditional membership-based employment models. In contrast, Germany's rigorous standardization of business competencies and its adoption of skill-based (job-based) employment paradigms, coupled with robust public vocational training and corporate development frameworks, profoundly underpin the exceptional caliber of its workforce. Essentially, Germany effectively compensates for its initial weaknesses in foundational education through comprehensive professional cultivation once individuals transition into society.

There appears to be substantial room for both nations to draw profound lessons from each other's respective strengths. For Germany, revitalizing early foundational education would likely translate directly into enhanced industrial competitiveness. For Japan, establishing systemic frameworks that harness the immense potential of its young professionals would undoubtedly yield corresponding surges in overall productivity. While acknowledging the inherent differences in culture and language, mutual exchange could serve as a decisive step forward. By Germany adopting strategies from Japan to elevate its baseline of basic education, and Japan looking to Germany for the systematization of vocational training and skill development, both countries can make significant strides in resolving their most critical challenges.


<German>

Die PISA-Ergebnisse von 2025 haben die erheblichen Unterschiede zwischen der japanischen und der deutschen Bildungslandschaft erneut deutlich vor Augen geführt. Deutschland ist in allen Fächern auf den OECD-Durchschnitt zurückgefallen, was in den Medien als „schlechtestes Abschneiden aller Zeiten“ bezeichnet wird. Die Kritikpunkte bleiben dabei stets dieselben: die Bildungsschere bei Migranten und einkommensschwachen Schichten, der Lehrermangel sowie eine veraltete Schulinfrastruktur. Die wachsende Alarmstimmung, dass ein Verfall der Bildung zu einem „Nachteil im internationalen Wettbewerb“ oder gar zum „Zusammenbruch der Demokratie“ führen könnte, läuft derzeit weitgehend ins Leere. Im Gegensatz dazu konnte sich Japan in allen Disziplinen erneut unter den besten fünf behaupten und beweist damit eindrucksvoll den weltweiten Spitzenstandard seiner Grundausbildung.

Japans Vorsprung gegenüber Deutschland kehrt sich jedoch in dem Moment, in dem die jungen Menschen in das Berufsleben eintreten, frappierend um. Im „World Talent Ranking 2025“ der internationalen Business School IMD belegt Deutschland Platz 13 von 69 Ländern, während Japan auf Platz 40 weit abgeschlagen ist. Es ist sehr wahrscheinlich, dass japanische Nachwuchskräfte trotz ihrer akademischen Leistungen auf Weltniveau ihr Potenzial in der Wirtschaft nicht voll ausschöpfen können. Dies liegt häufig an unzureichenden Fremdsprachenkenntnissen sowie an den Ineffizienzen des traditionellen, firmengebundenen Beschäftigungssystems („Membership-based Employment“). In Deutschland hingegen sichern die konsequente Standardisierung unternehmerischer Kompetenzen, eine fähigkeitsorientierte Arbeitsweise („Job-based Employment“) sowie ein exzellentes System aus staatlicher Berufsausbildung und betrieblicher Weiterbildung die hohe Qualität der Arbeitskräfte. Deutschland gelingt es demnach, Schwächen in der Grundbildung durch eine gezielte Förderung nach dem Eintritt in die Gesellschaft erfolgreich auszugleichen.

Das Potenzial für beide Länder, von den Stärken des jeweils anderen zu lernen, ist gewaltig. Würde Deutschland die schulische Grundausbildung seiner Jugend reformieren, käme dies einer direkten Stärkung der industriellen Wettbewerbsfähigkeit gleich. Japan wiederum könnte eine signifikante Produktivitätssteigerung erwarten, wenn es Strukturen schaffen würde, die das hohe Potenzial seiner jungen Talente im Berufsalltag besser nutzbar machen. Auch wenn kulturelle und sprachliche Unterschiede bestehen, so könnte ein wechselseitiger Austausch einen entscheidenden Schritt zur Lösung der drängendsten Probleme beider Seiten bedeuten: Deutschland könnte von Japan die „Anhebung des Grundbildungsniveaus“ lernen, während Japan sich das deutsche Modell der „Systematisierung von beruflicher Bildung und Kompetenzentwicklung“ zum Vorbild nehmen könnte.

 
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巨大ドイツ市場に大挙して押し寄せつつある中国車

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欧州34か国におけるシェア~中国勢が8.7%まで急拡大

以下、ハンデルスブラット紙の分析内容要約:

  • 中国自動車メーカーは欧州で爆発的にシェアを伸ばし、いよいよドイツ市場の攻略を本格化しようとしている。
  • 欧州メーカーは価格・技術・スピード面で劣勢に立っており、構造的危機に陥っている。
  • 欧州における中国車のシェア:2021年0.6%→2026年8.7%。存在感ゼロから一気に主要プレイヤー化。
  • 2026年1〜7月だけで中国車の新規登録は約78万台。2025年通年とほぼ同水準で、成長速度が異常に速い。
  • 欧州攻略は、南欧・東欧・英国で先行。ここで販売・サービス体制を整え、次のターゲットとして最難関のドイツ市場に本格参入しようとしている。
  • 中国勢の攻勢激化を受けて、欧州メーカーの危機感が急上昇。価格競争が激化し、もともと低収益の欧州メーカーのマージンがさらに圧迫されつつある。
  • BYD・MG・Geelyなどが特に強い。EVだけでなく、ハイブリッドやガソリン車でも競争力を発揮している。
  • 中国メーカーによる輸出の爆発的増加が続いている。8月だけで輸出台数が前年比+78%。欧州向けの供給量が大幅に増加。
  • 欧州メーカーの弱点:価格・技術・スピード。中国勢は高品質・低価格・短い開発サイクルで欧州勢を圧倒しつつある。
  • ドイツ市場は巨大であり、中国勢にとっても非常に魅力的ながら、ブランド忠誠度が強く、販売網構築が容易でないため、中国勢は慎重に段階的戦略を採用。
  • ドイツでの中国車のシェアは4%程度とまだ比較的低い。
  • 欧州市場は自動車に対する関税が米国より低いため、中国車が流入しやすい。
  • 中国勢の急拡大は一時的現象ではなく、欧州メーカーの競争力低下が背景。


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PISA結果に対するメディアの反応、日独比較

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PISA結果推移日独比較

(上記データを、各科目で全体の上位何%に位置しているかに読み替えたもの)



91カ国・地域の15歳約76万人を対象としてOECDが2025年に実施した学習到達度調査(PISA)の結果について、日独メディアの報道ぶりの違いを比較すると以下の通り:

  • 日本は「世界上位の成績」であること、ドイツは「歴史的低下」「改革の遅れ」「危機感」を強調。
  • 日本メディアは順位・点数を細かく紹介。一方、ドイツメディアは順位には触れず「教育システムの欠陥」「社会格差」などを論じている。
  • ドイツでは「読解力の低下は民主主義の基盤を揺るがす」とまで論じている。
  • 日本では敢えて「好奇心・主体性の不足が改善ポイント」などと報道しているが、ドイツでは「学習意欲の低下は社会問題」として「移民統合政策の不備」「貧困対策の遅れ」と強く結びつけて論じている。
  • ドイツの成績不振が続いていることに対して、毎回政治的責任を追及する論調も見られる。
  • 日本では学校現場の努力を評価するコメントが散見されるのに対し、ドイツでは学校現場の疲弊(「教員不足」「授業時間の削減」「インフラ老朽化」)が強調されている。
  • 国際比較においては、日本が高順位のアジア勢との競争を意識しているのに対し、ドイツは欧州勢との比較を重視している。
  • 全体として、日本の報道ぶりには学力上位国としての自負がにじみ出ているのに対し、ドイツでの報道には、欧州内での地位低下への強い危機感(「OECD平均に落ちた」「欧州の中位国に転落」)が感じられる。


【日本での報道ぶり代表例】
【PISA】日本の15歳、学力高いが好奇心低く 数理は世界5位・読解4位 - 日本経済新聞

 【前回コメント】

dateno.hatenablog.com

 

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ドイツ経済が必要とする構造改革

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●KfWが本日発表したドイツの成長戦略に関するレポートのポイントは以下の通り:

  • ドイツ経済は2019年以降、停滞が長期化しており(冒頭グラフの下方屈折)、潜在成長率を引き上げるためにの構造改革が不可欠。
  • 経済成長を牽引する3要素:「労働」「資本」「生産性」をそれぞれ活性化させるアクションが必要。
  • うまくやれば(現状0.5%以下にまで下がっている)ドイツの潜在成長率を+1%に回復することは可能

  • 欧州主要4カ国(独仏伊西)の中で、ドイツの投資低迷(濃青線)は突出している。

  • 企業の投資意欲が低下している現状を打破するためには、官僚主義の削減エネルギー・労働コストの低減が必要。
  • 公共投資においては、「インフラ・気候中立特別基金(SVIK)」のフル活用を推奨。
  • 地方自治体の財政難を解消し投資を促すため、付加価値税の配分見直しなどによる地方財政支援が必要。
  • 都市部での深刻な住宅不足に対応するため、建設プロセスの簡素化や社会的な住宅支援の強化が急務。
  • エネルギー供給は、安全でクリーンかつ手頃な価格であることが必須であり、再生可能エネルギーの導入を加速させる必要がある。
  • 短期的なエネルギーコスト軽減策として、家庭や中小企業向けの電力税の引き下げなどが有効。
  • 産業界の脱炭素化実現に向けて、グリーン水素の利用炭素回収・貯留技術(CCS)への投資を促す枠組みが必要。
  • 気候保護技術は未来の成長基盤であり、ドイツがグローバルグリーン市場で優位に立つための重要なチャンスと捉えるべき。
  • 人口動態の変化による労働力不足に対応するため、女性や高齢者の労働参加を促進するインセンティブの再設計が必要。
  • 海外からの専門人材の受け入れを簡素化し、彼らの労働市場への統合を支援することが労働力確保の鍵となります。
  • 教育システムにおいては、基礎的なスキルの強化とデジタル教育の拡充が、将来の生産性向上に直結する。
  • 労働者のスキルアップや再教育(リスキリング)を支援するため、財政的インセンティブや教育クーポンの活用を推奨。
  • 近年低下している起業家精神を復活させるため、起業に伴う官僚的な手続きを大幅に削減する必要。
  • 若者の間で起業への関心を高めるため、学校教育において経済や金融に関する知識の普及を図るべき。
  • ベンチャーキャピタルや株式市場へのアクセスを改善し、イノベーションを生み出すスタートアップへの資金供給を強化すべき。
  • 生産性の向上には、幅広い分野でのデジタル化の推進と、AIなどの新技術の迅速な社会実装が不可欠。
  • 重要資源の確保や貿易政策を見直し、ドイツとヨーロッパの経済安保上のレジリエンスを高めることが重要。

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ザクセン=アンハルト州議会選挙結果速報(開票開始後1時間経過時点)

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ドイツで過去最高レベルの注目を集めている州議会選挙(ザクセン=アンハルト州)の開票開始後1時間経過時点(大勢は決している)での状況を以下整理しておく:

●英語メディアの典型的な報道ぶりはこんな感じ;


●事前の主要世論調査平均ベースでのAfD(右派ポピュリズム政党「ドイツのための選択肢」、青線)の支持率は42%前後だったが、実際の得票率は44.4%と上振れ。第1党としての勝利は確定。現与党CDU(黒)は支持率半減で惨敗。

●投票率は前回2021年の60.3%から、今回76.5%と異例の大幅上昇を記録。その中での上記結果は「民主主義の敗北」と表現されている。ドイツの周辺諸国は「ドイツの急速な右傾化」に強い警戒心を募らせている。

●全83議席(過半数42議席)のうち、AfDは39~41議席獲得見込み(BSWが5%条項に抵触して議席ゼロに終わった場合41議席まで可能)。辛うじてAfDの過半数は回避できたものの、AfD政権誕生を阻止するためには、他の政党すべてが協力する必要があり、その難度は極めて高い。今後の州政権樹立プロセスの中で、AfD州トップのSiegmund氏が州首相に就任しそうかどうかを巡って市場が一喜一憂する展開になりそう。


●【全独ベースの政党別支持率】
メルツ首相(黒)の圧倒的不人気もあり、AfDのトップ独走が続いている。全独ベースでもAfDを阻止するためには、その他全政党が一致団結する必要がある状況になりつつある。上記の選挙結果は、概ね想定された範囲内とはいえ、CDUの州トップSchulze氏の人気が高い中での大敗であり、メルツ首相にとっては大打撃

 

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