日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

財政規律

20221029 来年以降の世界の潮流と自衛策

<Japanese> 毎年この時期になると、来年以降の世界の潮流について思いを巡らせてみることにしているのですが、今年のロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに、大きな流れは以下のようにかなり厳しいものになってしまっており、今まで以上にリスク対策が重要になってき</japanese>…

20221022 半年毎に必読の日銀金融システムレポート

<Japanese> 日銀が半年毎(4月、10月)に出している金融システムレポート(和・英)は、金融業界関係者にとって必読の書であり、私も毎回欠かさずチェックしています。海外では、金利急騰に加えてリセッション懸念が高まっていますので、有価証券投資の含み損拡大や海</japanese>…

20221015 ワイズスペンディング能力が問われる時代

<Japanese> 少子高齢化は日本だけでなく世界全体で進行中ですが、その進行と共に年金やヘルスケアに対する財政支出はどうしても増えてしまいます。今後はそれに加えて、カーボンニュートラル、安全保障、デジタリゼーションなどに対する財政負担増加も避けて通れません</japanese>…

20221012 IMF世界経済見通しドイツ関連データ一覧

●来年の実質GDPがこれまで(今年7月や4月)の予測比全面的に大幅下方修正される中、ドイツは来年▲0.3%と先進諸国中最悪の大幅下方修正。 ●主要計数中長期予測 2022 2023 2024 2025 2026. 2027 実質GDP +1.5% ▲0.3% +1.5% +2.2% +1.8%. +1.3% インフレ +8.5% …

20221001 英トリプル安に想う

<Japanese> 先週は英トラス首相の国債大量増発を伴うバラマキ政策が、マクロ経済政策としてのサステナビリティについて市場から落第点をつけられ、新興国並のトリプル安(株安・債券安・ポンド安)を引き起こし、世界中の長期金利を押し上げるという大失態を引き起こし</japanese>…

20220928 IMD世界【デジタル】競争力ランキングでは、ドイツ19位(日本は29位)

スイスのビジネススクールである国際経営開発研究所(IMD〜International Institute for Management Development)が毎年発表している世界デジタル競争力ランキング(対象63カ国・地域)によると、ドイツは昨年から一つ順位を下げて19位、トップ5は、①デンマ…

20220926 イタリア総選挙結果(極右化)に対するドイツメディアの論評

欧州の週末のメインイベントは何と言ってもイタリアの前倒し総選挙だった訳ですが、ドイツの主要メディアの反応は以下のような感じ(なかなか面白いですもの)となっています。 予告済みのカタストロフィがやはり現実となった。 メローニ女史率いるFDIが、典…

20220829 インフレでドイツの賃金実質目減り/税収急増

今年第2四半期(4-6月)の名目賃金(青線)は、コロナによる低下圧力を反転して前年同期比+2.9%としっかり上昇しているのですが、インフレ(黒線)が余りにも上昇してしまったため、実質賃金(赤線)は前年同期比▲4.4%(前期は▲1.8%)と減少が加速してし…

20220802 ドイツ連銀 The German economy at a glance

ドイツ連銀が毎日こちらにアップデートしてくれている The German economy at a glance に私なりのひとことコメントつけてみました。 各種ドイツ経済指標を、ドイツ連銀がどのようなグラフでモニタリングしているのかがわかります。 The German economy at a…

20220728 日独最大の差:政府債務残高

先ほど独連邦統計局から、 ドイツ中央政府債務残高について(2021年末) 総額1兆5485億EUR(@140として217兆円相当) 国民一人当たり18627EUR(同261万円相当) との発表がありました。 Pro-Kopf-Verschuldung 2021 steigt auf 27 922 Euro - Statistisches …

20220724 ドイツ連銀月報の経済コメント抜粋

先週末ドイツ連銀月報が発表された(ドイツ語のみ、英語はしばらく後)ので。。。。 https://www.bundesbank.de/de/publikationen/berichte/monatsberichte/monatsbericht-juli-2022-894660 今ホットイシューとなっているイタリア国債に関係のある部分(特別…

20220722 イタリア政府債務、長期国債中心(平均年限8.5年)で、外国人比率は27%(低下)

本日(7/22)ドイツ連銀月報が出たのですが、ECB金融政策の上で焦点となっている「フラグメンテーション」関連でタイムリーなデータを公表してくれていますので、そのエッセンスを抽出してご紹介します。 https://www.bundesbank.de/resource/blob/894660/9f…