難民
①【本日の注目点】 (冒頭写真、連日のトップニュース)マクデブルクのクリスマスマーケット襲撃事件、死者5人/負傷者200人以上(うち重傷40名)。各地で追悼、各国から哀悼の意。反イスラム(もともとサウジの少数派:シーア派)/AfD支持・ドイツ政府批判の…
①【本日の注目点】 (冒頭写真、本日ダントツのトップニュース)マクデブルクのクリスマスマーケットに車が突っ込むテロ事件発生。 5人が死亡し、200名以上が負傷(うち40人が重傷)。容疑者はサウジアラビア出身の50歳の医師で、警察が拘留・取調中。動機は…
①【本日の注目点】 本日午後、連邦議会はショルツ首相の信任投票へ。予定通り否決されれば、首相は大統領に議会解散を要請(冒頭写真)。選挙戦は火曜日から本格開始。 SPDの選挙公約:食品に対するVAT引き下げ、家賃規制の無期限延長、介護費用の上限設定、…
https://dawum.de/Bundestag/ ①【本日の注目点】 (冒頭グラフ)政党別支持率:SPDがやや盛り返しているが、大きなバランス不変。週明け(12/16)にはショルツ首相の信任投票が否決され、大統領が来年2/23の前倒し選挙実施を決断する流れ。メルツCDU党首によ…
www.ifo.de ①【本日の注目点】 (冒頭グラフ)ドイツ企業、設備投資に一層消極化。ifo担当者:「産業立地上の構造問題と内外経済政策の枠組みに関する高い不確実性のため」。 ショルツ政権、解散前に、子ども手当引き下げ、所得税累進緩和、ドイツチケット財…
中東の転換期が始まりつつある。まずシリアに対するイランの影響力は少なくとも一時的には大きく低下する。 シーア派アラウィー派に属していたアサド政権は、同じシーア派の仲間として、イランとヒズボラ、ハマスの架け橋の役割を果たしていた。 2つめのポイ…
①【本日の注目点】 (冒頭写真)事故による閘門(こうもん:水量調節の堰)損傷のため、モーゼル川の貨物輸送が来年3月末頃まで遮断される可能性大。上流で数10隻の貨物船が足止めを食らっており、ディーゼルや鉄鉱石輸送にダメージ与えそう。 シリア情勢見…
ダマスカスは解放され、独裁者は家族とともにロシアへ逃亡した。 アサド家の54年間にわたる恐怖政治終了は、シリア、ヨルダン、レバノン、トルコの難民キャンプ、欧州へ離散した何百万人もの人々(ドイツには90万人強のシリア人が在住)にとって素晴らしいニ…
<Japanese> 2024年ドイツ語流行語大賞(Wort des Jahres 2024)には大方の予想通り「Ampel-Aus」が選ばれました。直訳すると「信号停止」なのですが、ショルツ首相が率いる信号機連立政権(SPD赤+FDP黄+Green緑)の崩壊を実にうまく表現した秀逸な造語だと思います。ド</japanese>…
<Japanese> 今回も世論調査が2%くらいの「隠れトランプ派層」を見逃していたと見えて、トランプ氏が予想以上の大差で再選を果たしました。米共和党は上院でも下院でも過半数を確保する見込みですので、トランプ2.0は「MAGA(Make America Great Again)2.0」のPDCAを</japanese>…
https://www.sentix.de/index.php/component/option,com_sentixdb/Itemid,115/view,multichart/ ①【本日の注目点】 (冒頭図)SENTIX景況感指数:ドイツ分(11月、青)は▲31.5⇒▲29.8と低水準でほぼ横ばい。堅調を維持する日本分(赤)との格差広がったまま。…
【本日の注目点】 (冒頭写真)ドイツ海軍艦艇2隻による22年ぶりの台湾海峡横断に中国が反発。 ドイツ鉄道が債務圧縮のため、優良物流子会社DBシェンカーをデンマークDSVに140億ユーロで売却。ドイツ国内で1900人規模(4割)の人員削減も。 ドイツとケニアが…
①主要政治家人気ランキング~東独2州(チューリンゲン、ザクセン)の州議会選で惨敗した連邦与党3党(SPD/Green/FDP)の閣僚は全員大きく評価を下げた。但し、躍進したAfDとBSWの両党首の評価が上がったわけではない。 https://www.forschungsgruppe.de/Aktu…
<Japanese> ドイツ5大研(ifo/ミュンヘン、DIW/ベルリン、IfW/キール、RWI/エッセン、IWH/ハレ)の最新ドイツ経済予想が先週出揃いましたが、それによると、ドイツの実質GDPは全体的に大幅に下方修正され、昨年の▲0.3%に続いて、今年もゼロに留まる見込み…
https://www.ifw-kiel.de/publications/news/kiel-institute-autumn-forecast/ ポイントをごく簡潔にまとめると以下の通り: 年前半に予想された回復の兆しが全く確認できなかったので、経済成長率を大幅下方修正。 今年は▲0.1%(前回+0.2%)、来年は+0.5…
チューリンゲンとザクセンにおける州議会選挙で極右政党AfDと極左新党BSWが躍進したことについてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通り: 極右AfDはチューリンゲン州で第一党、ザクセン州は僅差の2位で着地。極左ポピュリズム新党BSWは、両州で二桁の高い…
www.youtube.com ◆データはソフトランディング成功の可能性の高まりを示しており、▲50bp刻みの大幅利下げを正当化していない。◆それでも年内利下げ累計▲100bp(FOMCは3回しかない)が織り込まれており、いずれは25bp分剝落するとの見方も多い。◆しかしPCEデフ…
①GfK消費者信頼感(9月)~総合指数▲22と市場予想(▲18)比弱目。景気低迷が長期化し、倒産やリストラの報道が相次いでいることもあり、経済や所得への見通しが悪化する一方で、貯蓄性向が上昇。欧州サッカー選手権ホストで押し上げられた分が反落している格…
ゾーリンゲン(日本人が多いデュッセルドルフから東に約20キロ離れた中堅都市)での刃物による無差別殺人テロ事件についてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通り: 難民申請を却下され、本来はとっくに国外追放されていたはずの人物が、担当当局の怠慢によ…
youtu.be www.youtube.com www.newsdigest.de
①Real Yieldwww.youtube.com ◆金利急低下(2年国債3.93%、先週比▲45bp)と株価急落は、金融緩和が遅すぎたのではないかというマーケットの懸念の高まりを表現したもの。◆今回の雇用統計は一頃の過熱状態からよりバランスの取れた状態に戻ったことを示してい…
youtu.be <Japanese> 人手不足は今や先進国共通の悩みとなっていますが、コロナによる一時的な現象ではなく、少子高齢化に伴う中長期的構造的問題です。特に日本とイタリアとドイツでは、移民を除く人口の減少が深刻な上、この順で高齢化も進んでおり、シニア世代がど</japanese>…
①欧州サッカー選手権(EURO2024)優勝確率(2/26時点)~<トップグループ> ①イングランド20.00%、②スペイン18.18%、③ドイツ17.93%、 ④フランス16.92%、⑤ポルトガル13.97%<第二グループ> ⑥オランダ5.70%、⑦ベルギー5.47%、⑧イタリア5.37%、⑨オー…
①GfK消費者信頼感~▲21.8と5か月ぶり小反落。市場予想比弱目。所得期待(12.5⇒8.2)と経済見通し(9.8⇒2.5)は(企業側、市場側の)景気先行指標の弱さと整合的。。一方、貯蓄傾向は急増(5.0⇒8.2)し、購入傾向は低いレベルにとどまった(▲12.3⇒▲13.0)。当…
欧州議会選結果についてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通り: 【今回の選挙における最も重要なインプリケーション】①プーチンシンパであるワーゲンクネヒト氏の台頭、②スキャンダルをものともしないAfDの躍進(特に東独)、③ショルツ政権崩壊リスクの高…
①ドイツ経済省GDPナウキャスト(月次)~Q2のGDP前期比予想は+0.1%に改善。悪化トレンドに歯止めがかかった感触で、各種景気先行指標(ifo、PIM、ZEW、Sentixなど)と整合的。ちなみにQ2GDP(7/30発表予定)の市場予想は前期比+0.2%前後。 https://www.bmw…
ドイツ連邦雇用庁のデータによると、ドイツで受け入れた難民が着実に労働力として戦力化し始めており、人手不足問題の緩和に寄与している模様。 https://statistik.arbeitsagentur.de/Statistikdaten/Detail/Aktuell/arbeitsmarktberichte/faktenblatt-asyl8…
①少子高齢化の深刻さ度合いを、労働力人口(15~64歳)に占める65歳以上の高齢者の割合でみると、ドイツ(赤)はイタリア(緑)に続いて日本(灰)に急速に追いつこうとしている。 ②20歳と65歳の人口差は、足元の27万人から、10年後には62万人に拡大見込み。…
①政党別支持率~1位CDU/CSU、2位AfD、3位SPD、4位Greenの序列とシェアにほぼ変化なし。極左ポピュリズム新党BSW(濃紫)はやや失速気味。 FDP(黄)は5%条項抵触で議席を失い、事実上CDU/CSU(黒)+SPD(赤)の大連立一択になる(AfDは全党から連立拒否され…
①雇用増分に占める外人の割合~最近の雇用増加分はほぼ全て外人によるもの(水色:移民、灰色:難民、黒:ウクライナ)。 ②アウトプットギャップ~ディスインフレ圧力は当面健在(青棒)。設備稼働率(黒線)も低め。 ④OECDの製造業の対GDPシェア~このよう…