日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

カーボンニュートラル

20220414 ドイツ信号機連立政権 政権運営上の注目点/これまでの主な実績と評価

【政権運営における注目点】 ショルツ首相は、当初メルケル路線を概ね継承するものと予想されていたが、環境、外交でGreen、経済、財政でFDP、社会的公平の実現ではSPD内左派に配慮する必要がある上、その後ウクライナ危機が勃発したこともあり、多方面で既…

20220404 オランダのちょっとだけ安いガソリンを買いに走るドイツ人

オランダでは今月からガソリン減税(2割強)が始まっており、その結果、ガソリンの小売価格がドイツよりリッター当たり10~20セント安くなっています。 そのため、ドイツ国境近くのオランダのガソリンスタンドを訪れるドイツ人顧客数は平時の8~9割増になっ…

20220312 日独共通の最優先課題

ロシアのエネルギー輸出は、いまやウクライナ侵略の戦費調達手段そのものであり、買うべきでないものと見做されています。ロシアの原油は世界全体の約1割、天然ガスは約2割を占めていますので、これらの供給が滞るという思惑だけでも価格は急騰します。実際…

20220304 ウクライナ危機に対するドイツ主要メディアの論調

ウクライナからの難民は、とにかく迅速に気持ちよく受け入れるべき。現時点で120万人以上がEU(うち65万人がポーランド)入りしているが今のところ概ねうまくいっている。(ただし、誰も声高に言わないか、女性と子供が中心なので犯罪者になる可能性が低くて…

20220227 ウクライナ危機のインプリケーション

ウクライナ危機については、本稿執筆(ドイツ時間2/27、午前11時)時点で ウクライナ軍の健闘(米露専門家の想定以上に長く持ち堪えている) 対露経済制裁一段の強化(ロシアの銀行の一部のSWIFTからの排除、ロシア中銀の資産凍結) ドイツを含むウクライナ…

20220226 チカラの時代への転換点

ロシア軍のウクライナ侵攻に対して西側諸国が発動する経済制裁に即効性はなく、中長期的にじわじわ効くだけと解説されていますが、ロシアのRTS株価指数は、今週33%下落、昨年10月の高値からほぼ半値になっています。ロシア関連各種海外資産の凍結も、その保…

20220219 大変なことになっているドイツの電気代

風力や太陽光などの再エネ発電に熱心なドイツの家庭用電気代は、欧州トップクラスに高いことで有名です。1キロワット時あたりの電気代(昨年6月時点)は、日本を100とすると、ドイツ142、英国111、フランス83、オランダ74、米国60という具合です。家庭用電気…

20220217 EUR金利正常化ウォッチ

ロシア問題の緊張感が再び高まっているので、若干金利が反落しており(金は急騰)、現時点ではユーロ3ヶ月物金利プラ転タイミングは12月初め頃にやや繰り下がっています。 https://www.theice.com/products/38527986/Three-Month-Euribor-Futures/data?marke…

20220129 「より良い世の中」を手に入れるために

あらゆる意味で「トランスフォーメーション」が求められる時代になりました。目先のコロナ対応から長期的視点での気候変動対応、その手段としてのデジタリゼーションなど、私たちがやるべき宿題は山積しています。誰もが手に入れたい「より良い世の中」を実…

20220128 プーチン大統領に最も厳しいところを突かれているドイツ

プーチン露大統領は、 欧州/世界が脱炭素に思い切り舵を切った瞬間を狙いすました上で、 自国が豊富に保有し、脱炭素実現前でまだ価値のある炭素エネルギー(原油、天然ガス)と、政治的影響力行使可能な中央アジアのウランを武器にして、 ロシアの国益(NAT…

20220115 カーボンニュートラル、できるまでやる

日本は2050年のカーボンニュートラル実現と、その中間目標として2030年までに2013年度比で温暖化ガス排出量46%削減を目指しています。関連するいろいろな資料を見ていると、カーボンニュートラルは、日本にとっても世界の他の国々にとっても、「できると信じ…