20240606 ドイツの気になるデータ5選（ライン川水位、インフル流行など）

①ライン川水位（＠デュッセルドルフ）～今日明日くらいは警戒水位（7.1m）ぎりぎりまで上がるものの、その後は落ち着く見込み。

洪水警報自体は続いているものの、南部洪水被災地域でも水位は下がり始めている。今後被害状況が徐々に明らかになってくる見込み。

②インフルエンザ流行状況～週あたり人口の4.9％が新規感染（うちコロナ分0.3％）、患者数410万人。徐々に減ってきてはいるものの、近年の最高水準での推移継続。但し、病欠の限界的大幅減少は景気にプラス。

③製造業受注（4月）～前月比▲0.2％（3月▲0.8％）と続落。総合（赤）、除く大口（薄赤）ともに冴えない。Q1比では実質・名目とも▲1％で好転の兆しはまだ見られない。

④電力供給状況（Q1）～再エネ比率58.4％（うち風力38.5％、太陽光6.6％、バイオガス6.0％、水力4.5％）。

⑤欧州議会選（ドイツでは6/9投開票、18時過ぎには結果速報が出始める）～体制に変化ないものの、AfD、Green、SPDによる2位争いが熾烈化。本日投票中のオランダの結果速報は今夜9時くらいから出始める見込み。

AfDは多数のスキャンダルや極左ポピュリズム新党（BSW）の台頭を背景に急失速継続中。

＜日独経済日記＞