日独経済日記

「毎日がうまくいく366のヒント」の訳者:今のドイツのリアルをお届けします

20251019 本日のドイツ駐在社長宛ブリーフィング

(ドイツ駐在日本人トップマネジメントが)ドイツでの一日を始めるにあたって、
 本日押さえておきたいドイツ関連情報4つはこちら↓

  1.  政党別支持率:主要調査機関9つの平均ベースでわずかながらもAfDが支持率トップを維持。機関別では1位3機関、同率2機関。CDUの一部で浮上している「個別政策におけるAfDとの対話開始」をメルツ首相は断固拒否。

      
    Bundestagswahl: Neueste Wahlumfragen im Wahltrend | Sonntagsfrage #btw2025

  2. 徴兵制を巡る議論紛糾:ドイツ政府は「欧州最強の通常戦力」を目指し、連邦軍の強化を進めている。ロシアへの抑止力とNATO内での信頼確保が目的。保守派は志願制のみでは不十分として、徴兵制復活と「くじ引き制」の導入を提案。若者から無作為に徴兵対象を選ぶ制度で、強制力を伴う可能性も。連立与党内ではSPDがこの案に強く反対。ピストリウス国防相SPD)も「いいかげんな妥協案だ」として猛反対。憲法違反の恐れもある。若者の間では動揺が広がり、軍のイメージ改善と矛盾するとの声も。

  3. 人種差別発言問題:メルツ首相が移民政策を語る文脈の中で「都市景観に問題がある」と発言し物議を醸している。移民の多い地域を暗に批判する発言と受け取られ、人種差別的との批判が集中。Greenや左派など野党は「傷つける発言」として謝罪を要求。政府報道官は「党首としての発言」「排除ではなく規制強化の文脈」などと苦しい釈明。同様の表現はCSUのゼーダー州首相も以前に使用していたことがある。メルツ首相はセンシティブなテーマにおいても敢えて踏み込んだ発言をすることが多いのだが、本件のようにいろいろな受け止め方が可能な言葉が自己増殖的に社会的分断を助長する惧れあり。

  4. 若者の流行語大賞決定:「das crazy(それヤバい)」が今年のJugendwort(若者言葉)に選出。流行語大賞(Wort des Jahres)は毎年12月上旬ごろ決定。

【ドイツのリアルタイムニュース】~こちら↓をWEB翻訳で。

【今日のひとこと】
~ドイツのベストセラー「Jeden Tag Einen Schritt (一日一歩)」より10/19分:
>人を見下して自分を誇示したところで何一つ得られるものはない。ちょっと傲慢になっていないか、時々自省してみよう。
(虚勢やマウントほど無意味かつ有害なものは、確かに他にあまりないかも知れません)

【ドイツ関連日本語記事】

mainichi.jp

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