何事もチャレンジということで、今回初めてブログのお題「高校生に戻ったらしたいこと」に参加してみます。
過去に自分がやってきたことすべてが、今の自分を作り上げているわけですので、今の自分がよほど不本意なものでない限り、自分の過去を修正したいと強くは思わないはずです。
それでも、今思えば「あの頃はちょっと怠惰すぎたな」「あの時間はもっと有効に使えたかもな」とか、「今なら使えるこれを当時使ってみたかったな」というものはいつくかあります。
歳をとって高校時代の記憶はかなり消えかかっていますが、記憶をたどりながらちょっと考えてみた結果が以下の通りです。
①学校から与えられた教材をこなすだけ(受験勉強)で精一杯だった。
当時は自分なりに毎日一杯一杯だったので、何かを追加でこなせるとはとても思えないのですが、今なら手に入る電子教材やYouTube/授業動画などをうまく活用して、当時こなしたことはもうちょっと楽にこなした上で、空いた時間を、若い時にこそしておくべき「語学習得」や「答えのない問いと取り組む訓練」に振り向けたいなと思います。世の中一般のことをもうちょっとよく勉強した上で上京できていれば、その後の大学生活もより充実したものにできたと思います。
②若い時ほど語学がうまくなるはずなのに、実際には英語ひとつですら全然使えるようになっていなかった。
英語は得意科目のつもりでいましたが、所詮受験勉強の中の範囲内での話であって、生活や実務で役に立つレベルには全く達していませんでした。その後社会人になってからかなり苦労して英語とドイツ語を何とか身につけましたが、高校時代までに済ませておけば、より少ない努力でもっと高いレベルに辿りつけたような気がします。WEB翻訳、YouTube教材, Podcastなどをフル活用して、活きた外国語を2つ以上ある程度実用に耐えうるレベルで高校生のうちに習得する、というのをやってみたいと思います。
③お小遣いはほぼオーディオ機器とレコードに消えていた。
なけなしのお金で安価なオーディオ機器を少しずつ買いそろえ、FMラジオを必死度カセットテープに録音し、数少ないお気に入りの洋楽に繰り返し向かい合ったあの頃は、それはそれでとても楽しかったので、敢えて否定するつもりはありません。しかし今なら、間違いなくApple Music や Spotify のサブスクで軽く済ませ、より幅広い音楽に触れようとしていることでしょう。歌詞を同時に見られるので、洋楽鑑賞はそのまま語学学習にもなると思います。ひょっとすると、この過程で英語やドイツ語以外の言葉に惹かれて勉強を始めるきっかけになったかもしれません。
後日、こちらのお題にも挑戦してみました。