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【EUR/USDの調整リスク大】~投資家のユーロ強気(恐らくドル信認喪失懸念や米金利低下期待を背景としたもの)は大幅に後退しており(下図青線)、割高感の高いEUR/USDは下落リスクが高い(売りシグナル点灯)。
【SENTIX市場センチメント(短期的な強気/弱気)】~株で軒並み同様の低下(弱気化)も、まだ行き過ぎ感はなし。
【SENTIX市場センチメント(自信過剰度)】~日経平均と銀が+7で、まだ楽観し過ぎの領域
【Bloomberg Real Yield】~グローバル金融市場のベンチマークは米10年金利であることを念頭に、米金利の動向を多角的に分析。以下◆は私なりのインプリケーション(AIによる要約ではない):
◆チャレンジャーサーベイで最近のレイオフ増加が確認される中、シャットダウン長期化懸念もあり、米消費者マインドは3年ぶりの低水準、個人消費に重し。
◆FRB内部では、インフレ懸念派と雇用減少懸念派が真っ向から対立しており、「近年で最も分裂したFRB」となっている。
◆金融政策の引き締め度合いについて大きく意見が割れている。債券発行やM&Aは記録的活況。株価は高値圏内にあり、金融「環境」は相応に緩和的である可能性が高い。
◆ただし、K字型経済の下層にある低所得層やサブプライム層は金利低下の恩恵を受けにくく、むしろインフレの悪化で打撃を受ける可能性大。
◆インフレ率が2.5%近辺で推移するなら、政策金利3%程度は中立金利水準として納得しやすいレベル感。
◆FRBは「霧の中では速度を落とすべき」と慎重姿勢。中立金利3%へ向けての利下げ自体は正当化されるにしても、データが不十分な環境下では慎重に動きたいと思うはず。
◆政府閉鎖の影響で公式統計が途絶するなか、投資家はADP雇用データや失業保険申請などの「オルタナティブデータ」を用いて経済を分析している。さほど不都合はない。
◆債券市場への資金流入は旺盛で、10月はETF流入額が過去最高を記録。株式と債券の負の相関も回復し、インカム収益が投資家を引きつけている。
◆年初来パフォーマンスでみると、債券も株も結構なプラスであり、投資家が儲かりやすい有難い環境が続いている。
◆ただし、これまでの常識が通用しない経済のリスクを抱えている割に、社債スプレッドがタイトすぎるので要注意と警鐘を鳴らす声も。
◆AI投資ブームを背景に、世界の社債発行は過去最高ペースで進行中。グーグルやベライゾンなどが米欧で大型起債を行い、今年の累計発行額は6兆ドル規模に到達。
◆「ゴキブリ理論」が議論され始めたクレジット市場では、一部の個別企業の破綻が問題になり始めているが、全体としてのデフォルト率は低く、財務も健全なので、システミックリスクに発展する気配は感じられない。
◆ただし、サブプライム危機当時と同様に、過剰流動性の中で投資基準の緩みが将来のある時点で大きな問題に発展するリスクには引き続き注意が必要。
◆セクター別では、化学・包装業が軟調で、ヘルスケアや金属関連が相対的に堅調。来年に向けて補助金政策の変化や需要鈍化が懸念され、銘柄選別の重要性が一層高まる。
【FED利下げ織り込み】~12月利下げ継続確率67%。ターミナル金利は3%強という利下げ期待がほぼ不変。
【ECB利下げ織り込み】~ECBは既に中立金利にほぼ到達(必要な利下げは完了)しており、当面据え置き継続見込み。今後1年の間に追加利下げがある確率はほぼ消滅。

【今週の主な予定】~シャットダウン継続で米公式統計不在。
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