本日ドイツ連銀のドイツ経済見通しがアップデートされ、GDP予想は今年+3.7%、来年+5.2%、再来年+1.7%となっていました。
下図の上から順に
実質GDPレベル(成長率)/四半期ごとの前期比成長率/アウトプットギャップ
なのですが、今年Q1のGDPは、ロックダウン強化/VAT軽減終了/半導体不足/悪天候などのため前期比▲1.8%と大きく落ち込んだものの、Qは+2%超、Q3は+3%と急回復し、アウトプットギャップは年末頃には解消する見込みとなっています。
2022年(来年)+5.7%成長という超強気予想の背景には、
コロナで16.1%まで上昇した貯蓄率が、リベンジ消費で来年は9.6%まで低下し、個人消費が+8.9%と激増するという読みがあるようです。