https://www.iwh-halle.de/forschung/daten-und-analysen/iwh-insolvenzforschung
①【本日の注目点】
- (冒頭グラフ)ハレ研(IWH)「ドイツの企業倒産件数は金融危機当時とほぼ同水準(月1400件ペース)」「コロナ支援後の反動とECB利上げの影響が大きい」。
- 12月インフレ速報、ドイツ国内基準で前月比+0.4%/前年同月比+2.6%(2024年平均+2.2%)、EU統一基準で同+0.7/+2.8%(+2.5%)とかなり強め。エネルギー価格上昇と急激な賃金上昇に伴うサービス価格高騰が原因。1月分も年替わりの値上げ(特に保険料とCO2賦課金)がかなりありそうで、インフレは高止まりが続く。ECBの利下げ期待がやや後退し、EUR/USDが上昇。
- オーストリアの連立交渉で極右首相を輩出するかは五分五分との評価。ドイツでも「明日は我が身」的な注目集める。EUの主軸である独仏での反EU(親露)の極右台頭は、EUの存続をも危うくする。
②ドイツのニュース~こちら↓のなかから気になるものをWEB翻訳で。
https://www.deutschlandfunk.de/nachrichten/wochenueberblick
③本日の注目データ
a) ドイツ総合PMI~製造業絶不調でマイナス成長圏。サービス業は持ち堪えているが、根強いインフレ圧力がネック。
企業へのアンケートであるPMIと違って、投資家へのアンケート結果であるSENTIX景況感指数も同様に悲惨。
b) フランス総合PMI~パリオリンピック後の反落と、不安定な政局/財政懸念でムード悪い(ゼロ成長ペース)ながらも、ドイツよりはマシ。
c) イタリア総合PMI~製造業が弱く、ゼロ成長ペース。但しドイツよりはずっとマシ。
d) スペイン総合PMI~サービス業・製造業共に好調継続。高めのインフレだけが玉に瑕。
https://www.pmi.spglobal.com/Public/Release/PressReleases
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