本日ドイツ第3四半期(7-9月)のGDP統計(速報につきヘッドラインのみ)が発表されました。
再ロックダウンと半導体不足でQ1はマイナス成長に陥りましたが(前期比▲1.9%、0.1%上方修正)が、Q2(同+1.9%、0.3%上方修正)、Q3(+1.8%、今回)と力強いプラス成長が続いていることが確認されました。
サプライ障害とコロナ再加速でQ4 はかなり減速しそう(小さなプラスにとどまりそう)ながら、足元受注残が高く、来年は、サプライ障害解消、リベンジ消費、コロナ終息で強い成長が期待できると思います。
実際に企業は雇用と販売価格引き上げに非常に強気です。
このQ3までのGDPの走りは、ドイツ5大研の秋季合同予測(10/14発表)に沿った動きであり、2021年GDPは2%台半ばで着地できると思います。