「7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)」で比較すると、欧州ではフランス(赤)、イタリア(緑)が1000超となっており、ドイツ(青)は約700で第2グループにいます。最近は日本(黄)でも感染がやや増え始めていますが(約150)、これら西欧主要国と比べればはるかに低い水準です。
ドイツで新規感染が増えてはいるものの、幸い死者急増には至っていません。
足元の感染者のメインは15~59歳の層となっています。
Corona Zahlen aktuell: Karte für Deutschland + weltweit (morgenpost.de)
引き続きドイツの西側が感染の中心となっています。
再生産数は緩やかな低下傾向にあり、新規感染増加ペースはやや鈍化しています。
PCR検査は週90万件程度実施されており(右)陽性率は約50%となっています(左)。最近は「心当たりがある人」しか検査に行かないため、陽性率は高めになっています。
Covid-19-Trends in Deutschland im Überblick (rki.de)
欧州主要諸国では足元コロナ規制はほとんど存在せず、中国や日本よりははるかに緩んだ状態になっています。
COVID-19 Government Response Tracker | Blavatnik School of Government (ox.ac.uk)