スペインサッカー連盟のルビアレス会長が、スペイン代表フエンテス選手の唇にキスを強要した問題についてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。
- ルビアレス会長は当然辞任すべきだ。女子選手の口にキスを強要したことは、セクハラ以外の何物でもない。
- しかし驚くべきことに、ルビアレス会長は自らを「偽りのフェミニズム」の被害者であると主張し、辞任を拒否し、彼が所属するサッカー協会(典型的な白人老人の集まり)も彼をバックアップしている。
- このように有害な男性中心システムの中にあったにも関わらず、今回偉大な勝利を達成したスペイン女子代表は素晴らしいと言わざるを得ない。
- FIFAが迅速に90日の暫定的資格停止に動いたのは唯一の朗報。
- スペインの女子サッカー選手81人が、ルビアレスが辞任しない限り国際試合に出場しないと宣言した。その中には23人の今回優勝メンバーも含まれている。
- しかし、スペイン男子サッカー選手の中で同様の宣言をしたのは、ボルハ・イグレシアス1名だけに留まる。彼は代表チームの中では端役だ。
- 何人かの男子代表選手はSNS等でショックを表明したが、それだけでは十分ではない。本気で連帯を示したいなら、ストライキを起こさなければならない。
- ドイツ女子代表選手たちはスペインの仲間たちとの連帯を示し、本件を些細なこととして軽視しないよう警告している。
- ドイツサッカー協会も、スペイン女子選手たちとの連帯を示すべきである。
- ドイツサッカー界で連帯の動きが広がらないのは大変悲しいことだ。
<日本語報道例>