①ifoCAST(2週間毎に発表)~四半期実質GDP前期比ベース(年率換算前)で今年Q4▲0.29%、来年Q4は+0.26%となっています。
<過去実績>
時々符号も含めて大きく外れますが、大きな流れはつかんでくれています。上記の結果も今後半年ほぼ横ばい(ゼロ成長)という大きな流れを示唆しているものと受け止めています。
●2019年まで
●2020年以降
②ドイツ経済省GDPナウキャスト(毎月下旬発表)~11/13時点で、Q4は前期比▲0.3%、Q1は+0.1%の予測となっています。
なお、Q4のGDP速報は来年1/31発表予定で、市場予想はまだほとんど出ていませんが、スモールマイナス(上記①②と同じ▲0.3%あたり)がマーケットでは織り込まれていると思います。
また、最近はドイツの潜在成長率低下が顕著で、経済成長の巡航速度は年+0.4%と日本(ゼロ近傍)とあまり変わらない水準となっています。潜在成長率がこんなに低いと、四半期ベースではマイナスが頻繁に出てくるようになります。