https://gfds.de/wort-des-jahres-2023/
先ほど(ドイツ時間午前10時)公益財団法人GfdS(Gesellschaft für deutsche Sprache e. V.)から今年(2023年)のドイツ流行語大賞(Wort des Jahres)が発表されました。活きたドイツ語として最高の教材なので、ドイツ語学習者としては当然要チェックアイテムです。
今年の大賞には、今年ドイツに次から次へと降りかかってきた危機(戦争/テロ、気候変動、経済/インフレ/債務~憲法違反、教育~PISA成績不振)への対応に追われる状態を表現する言葉「Krisenmodus~危機モード」が選ばれました。10位までありますので以下ご参照ください。
- Krisenmodus:危機モード
- Antisemitismus:反ユダヤ主義(親パレスチナデモ頻発で話題化)
- leseunfähig:文章が読めない(PISAでも低成績)
- KI-Boom:AIブーム(期待と不安でいっぱい)
- Ampelzoff:信号機連立(ショルツ)政権内の内輪揉め(に対する怒り)
- hybride Kriegsführung:(サイバー攻撃や世論操作等を含む)ハイブリッド戦争
- Migrationsbremse:移民ブレーキ(メルケル的無制限な受入れに終止符)
- Milliardenloch:財政の大穴(予想外の違憲判決で急遽発生)
- Teilzeitgesellschaft:パートタイム社会(多様かつ短時間の労働の広がり)
- Kussskandal:スペインのキス強要スキャンダル
<私の予測>
<2022年の流行語大賞解説>