毎年11月末/12月初に「Wort des Jahres」(日本の流行語大賞に近いもの)が発表されますが、「今年はどれが来るかな~」と常にアンテナを張っておき、折に触れて自分なりに予測してみることは、ドイツ語学習者がドイツ文化の理解を深める上で有効なトレーニングと考えており、私は毎年実践しています。
直近2年間は「Wellenbrecher」「Corona-Pandemie」と2年続けてコロナ関連でしたが(一番下に添付した表をご参照ください)、今年はロシア/ウクライナ戦争関連が有力なのではないかと予想しています。
現時点で私としては以下の単語たち(特にPutins Krieg)が有力候補なのではないかと見ています。(年末当たっていたら褒めてください)
Putins Krieg プーチンの戦争
Entnazifizierung 非ナチス化
Ringtausch 旧東欧諸国のロシア製武器を即戦力としてウクライナに
提供し、提供国にドイツの最新鋭兵器を補充すること
Zeitenwende 時代の転換点(気候変動対策、デジタル化、防疫、安保など
の面で新たに生まれ変わること) ★その後大賞獲得
9-Euro-Ticket 9ユーロ切符 ★その後8位入賞
Tankrabatte ガソリン減税
Gratismentalität 何でもタダでクレクレと(政府などに際限なく)
おねだりするメンタリティ
Fischsterben 今オーダー川で発生している魚の大量死(今のところ原因不明)Scheinreferenden 偽りの国民投票(9月追記)
【昨年、一昨年の顔ぶれ】
https://de.wikipedia.org/wiki/Wort_des_Jahres_(Deutschland)