日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20231214 メッセ大国ドイツ

上表はメッセ会場の展示面積世界ランキングですが、トップはハノーファー、4位フランクフルト、9位ケルン、10位デュッセルドルフとなっており、ドイツがメッセ大国であることがわかります。関連する重要なポイントをまとめると以下の通りです。

  • ドイツでの見本市の歴史は850年にも及び、1つの産業として確立されている(年間売上約40億EUR)。
  • 世界トップクラスの国際専門見本市のうち約3分の2がドイツ国内で開催され、年間約10百万人の来訪者を集めている。
  • 多数の日本企業が、出展企業または訪問者としてドイツの見本市を利用している。
  • 展示に対する集客力が相応に高いため、欧州ビジネスにおける効率的B2Bマーケティング方法として有力(世界各地を個別に歴訪するよりは効率的)。
  • 但し、コロナ後はリモートベースでのコミュニケーションが発展したため、存在意義が問われ始めている(ハイブリッド対応も増加)。
  • フランクフルトモーターショーは、近年環境保護団体の格好のデモ対象となってしまっている。

 

●日本語でも充実した情報が発信されています。

intl-linkage.co.jp

 

●世界一の展示面積を誇るハノーファーメッセのWEBサイト(英語)はインダストリ4.0のイメージをつかむのにも便利です。

www.hannovermesse.de

 

 

www.youtube.com