本日4/17から4/21まで、ドイツでハノーファー・メッセ(サプライチェーン全体を網羅する世界最大規模の産業展示会)が開催されています。
ドイツメディアの現時点での報道ぶりは以下の通りです。
- 今年のハノーファー・メッセはコロナ後初のフル開催。
- 機械、電気、デジタル、エネルギーを中心とする約4,000社が参加。コロナ前2019年は6,500社、2020年は中止。2021年はデジタル開催で1,800社、2022年はリアル開催で2,500社の参加だった。
- 世界の産業界が直面する最優先課題は、気候変動、エネルギー、サプライチェーン、熟練労働者不足。本メッセにはその最新ソリューションが集まっている。
- 今年のメインテーマは、カーボンニュートラル、人工知能、水素、インダストリー4.0など。水素だけでも500社が参加。
- 「産業変革-違いを生み出す」をモットーに、パートナー国であるインドネシアと協力して開催。
- インドネシアのウィドド大統領が日曜日の開会式で演説し、月曜日にはショルツ首相とともに見本市を見学予定。また、2日目にはロバート・ハベック経済相が来場する予定。
- 石炭、パーム油、ニッケルなどのコモディティ生産に大きく依存しているインドネシアは、労働集約的な製造業の誘致を目指して各種法改正を進めている。人口大国でもあるので2030年までに世界の10大経済圏に食い込むことが目標。
なお、メッセ開催期間中に限らず、ドイツのインダストリー4.0で今何が起こっているかを(総合的/俯瞰的というわけにはいきませんが、ミクロ/アネクドータル的に)フォローするのにはハノーファーメッセのこちらのサイトが便利です(写真とヘッドラインで少しイメージがわきます)。
<サンプル>英語のTEXTが続きます。WEB翻訳で。