つい先ほど、ドイツ経営者団体系シンクタンクIW(ケルン研)からなかなかユニークなデータが発表されたのでご紹介します。
その名も「ポテトサラダ指数」。クリスマス料理の定番の一角である写真のようなポテサラ4人分を作る際に、その材料(じゃがいも、マヨネーズなど)のスーパー小売価格(REWE)が合計どれだけになるかを追跡したものです。
- 今年のポテサラ4人前コストは6.97EUR。前年比+4.7%。
- 食品全体だと前年比+5.5%(3年前比では+3割)なので、それよりはかなりマシ。
- 西高東低。ラインラントプファルツ州やミュンヘン近傍で高価。
なお、ドイツ語にはなりますが、何がどれくらい値上がりしているのか、物価指数の中のウェートがどれくらいなのかを万華鏡(Kaleidoskop)のように覗き見ることができるサイトがこちらにあります。
https://service.destatis.de/Voronoi/PreisKaleidoskop.svg
よりグローバルで、食品ベースの類似企画としては英エコノミスト誌の「ビッグマック指数」が有名ですね。リンク先をご参考までに。