4月ZEW景況指数のヘッドライン(期待指数:上図赤線および下図)は42.9と市場予想(30台)を大きく上回る改善。調査対象となったアナリストの半数が、輸出増やユーロ安などを背景に、ドイツ経済が今後6カ月で改善すると予想している模様。
但し、現況指数(上図茶線:足元のGDPの走りに近い)は低迷継続。
(同指数は金融アナリスト約300人に対する月次アンケート結果。ifo景況指数やPMIと異なり、企業の現場担当者の体感を示すものではないので、あくまで市場の目線として使うべきもの。)
<ZEWが月次でまとめている市場の予測値一覧>
①ドイツ~GDP予測値のレンジは、今年▲0.5~+1.3%、来年+0.5~1.7%
②ユーロ圏~GDP予測値のレンジは、今年+0.1~+1.4%、来年+0.3~1.7%
<日独経済日記>