まだ速報の段階ですが、マクロンがルペンに(予想以上に差をつけて)勝利し、再選確実ということで、ドイツ主要メディアが歓迎しながら大きく報じています。
フランス国民はマクロンの改革路線の痛みにうんざりし、左右両極端に大きく割れているのですが、それでも今回の大統領選挙で極右のポピュリストによる独裁ではなく、リベラルな民主主義を選んだという結果となりました。
「これで欧州は救われ、プーチンには打撃になった」
「ルペンなら独仏機軸が失われEUが瓦解する、という連想で金融危機に発展していただろう」
「これでドイツは助かった、ありがとうフランス」
といった感じで、これで5年は大丈夫、という安堵感がドイツの中で広がっています。
Wahl gegen den Faschismus: Franzosen retten Macron und Europa knapp ins Ziel - FOCUS Online
なお、第一回目の投票で第3位となったメランション氏(左翼党)の支持者票は以下のように流れた模様です。極右よりはマシということでマクロンにやや多めの票が流れていますが、マクロンに対する不満が相応に大きいことも感じさせます。
Frankreich-Wahl: Macron bleibt Präsident! Er schlägt Le Pen deutlich - FOCUS Online
しかしマクロン2期目で44歳ってすごいですね。。。