日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20231012 イスラエル支援についてのドイツメディアの報道ぶり

Polizeibeamte nehmen im Stadtteil Neukölln auf dem Hermannplatz einen Mann fest. (Quelle: dpa/Sebastian Gollnow)

イスラエル/ハマス戦争やドイツ国内で多発しているパレスチナ連帯/反ユダヤデモなどに対するドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。

 

  • ドイツ国内で展開された多数の親パレスチナデモは、警察が調査した結果、反ユダヤ主義の扇動や暴力賛美が含まれるため、「公共の安全と秩序に対する危険」として禁止された。
  • 学校でもイスラム系の生徒による暴力事件が多発するなど、ドイツ社会は対応に苦慮している。
  • 議会における追悼は非常に印象的だったが、無制限の連帯を言葉にするだけでなく、具体的行動が必要。ドイツのイスラエル関係の正念場である。
  • 「目には目を、歯には歯を」とてパレスチナ人全体に対する盲目的復讐を意味するものではない。民間人の死傷者を出さないハマス排除を目指すべき
  • ハマスユダヤ人とイスラエル国家のせん滅を目指している。そのような敵を排除するには、軍事的/財政的/人道的援助だけでなく、精神的支援を提供し続けなければならない。
  • イスラエルハマスとの戦いは数週間~数カ月続くだろう。それはイスラエルハマスを完全に排除できたと納得するまで終わらないので、非常に多くの死者が出る恐れがある。
  • ガザ地区人道支援資金の支払い停止については意見が分かれる:実態としてハマスに利用されてしまっている以上全面的に停止すべき/困っている人たちがたくさんいるので資金の行き先を徹底的に確認しつつ継続すべき
  • ドイツはイスラエルに対するコミットメントをより明確に宣言すべき。社会がその無関心や恐怖を克服することが重要。脅迫されたり攻撃されたりする人々の側に立つことは倫理上当然であり、自由で民主的な社会の基礎である。
  • パレスチナテロ組織に共鳴するドイツ内のモスクやイスラム団体は禁止されてしかるべき。中東からの移民の子供たちに対する彼らの影響を一刻も早く決定的に遮断しなければならない。

 

note.com

 

★左上や以下のバナーをクリックしてランクアップにご協力頂けると大変うれしいです!