①Q3GDP(確報)~速報から変動なし。2015年=100とするインデックスベースで、2002年通年:108.03、2023年Q1:107.86(前期比-0.0%)、Q2:108.01(+0.1%)、Q3:107.87(-0.1%)とほぼ横ばい/低迷が続いています。
https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/11/PD23_451_811.html
項目別内訳で見ると、消費は個人(薄青)/政府(濃青)とも弱いですが、設備投資(緑)はしっかり出ています(質としては悪くない)。
②ドル建て名目GDP国際比較(IMF)~米国、中国、日本、ドイツ、インド(右図は下位3か国を拡大したもの)の2000年から2028年までのIMFデータをグラフ化してあります。日本は今年ドイツに、2027年にインドに抜かれます。
ここでドル換算に使われている為替レートは、150円台(感覚的には結構な円安)ですが、足元市場実勢は160円台であり。。。。
ドイツには既に140円台で軽く抜かれています。
https://www.imf.org/external/datamapper/profile/CAQ
③一人当たりドル建て名目GDP国際比較(IMF)~米独の伸びが力強い一方、日本(緑)は横ばいが続いており、イタリアに抜かれ、韓国に肉薄されています。
https://www.imf.org/external/datamapper/profile/CAQ
④実質建設受注(9月)~前月比▲、基調としては利上げ前の水準に向けて回復に向かっています。
https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/11/PD23_452_441.html
但し、回復しているのは住宅以外です(下図は住宅着工許可件数)。
⑤不動産価格~住宅用(左)、商業用(右)とも下落傾向。特に小売店舗用不動産(右下)はコロナ前/金利上昇前から既に下がり始めており、ピーク比▲2割超の大幅下落となっています。ドイツ連銀はドイツの銀行に「担保価値低下に備えよ」と警鐘を鳴らしています。
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