20240119 ドイツの気になるデータ5選（ガス備蓄、水害、インフルなど）

①天然ガス備蓄〜この２週間ほどかなり寒い日々が続いており、ガス備蓄率（橙）が昨年（青）を結構下回り始めており、一応要警戒。但し、近年のレンジの中ではまだ平均以上を維持。今後の気温については次項②ご参照。

②今後1ヶ月の気温と降水量〜来週以降は２週間ほど平年より暖かくなり、暖房用ガス消費も落ち着く見こみ（上）。降水量は月内やや多め（下）。

③水害〜ドイツ北部からはかなり水が引いて、落ち着いてきましたが、復旧はむしろまだこれからです。

④インフル・コロナ・風邪などの流行状況〜足元患者数450万人。１週間の感染率は人口の5.4%（うちコロナはその1割程度）。例年通りの（年初の）落ち着き後、再加速が来るかどうかに要注視。

⑤生産者物価（12月）〜前月比▲1.2%、前年同月比▲8.6%と市場予想を大きく上回る低下。エネルギー価格（特に電気代）の低下が主因。2023年通年では▲2.4%。

日独経済日記