先ほどALLENSBACHが更新され、直近(赤網掛け3つの)世論調査の平均値で
CDU/CSU:28.3% 対 Green:20.7% とCDU/CSUのリード拡大が続いています。
Wahlumfragen zur Bundestagswahl 2021 – Sonntagsfrage (Wahlumfrage, Umfragen) (wahlrecht.de)
9/26(日曜日、即日開票)の総選挙では、この2党がこの順序でワンツーフィニッシュする可能性が非常に高くなってきました。
両党の支持率を足しても50%に足りませんが、5%条項で発生する死票等を勘案すると、議席数ではおそらく過半数に達しますので、国民が望む上位2党による連立が成立し、その結果としてラシェット首相誕生(メルケル路線おおむね継承)となる可能性が高いと思われます。
最近のGreenの失速の原因は、ベアボック党首(首相候補でもある)の所得申告漏れ、経歴誇大表示に加えて、Greenが強くなりすぎると企業に過度の負担を強いる環境政策や外交政策をとりかねないという経済界の警戒感の高まりがあると思います。それを裏付けるように、FDP(自由民主党、自由経済重視)の支持がじわじわ拡大しています。