日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

 20210728 ラシェット失速の最初の兆し観測

先ほど発表されたFORSA(Trendbarometer)で、
CDU/CSU-ラシェット失速/Green-ベアボック回復 
の最初の兆しが観測されました。

CDU/CSU対Greenで 先週 28対19⇒今週26対21 と差が4%ポイント縮小しています。

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https://www.n-tv.de/politik/Union-nur-noch-bei-26-Prozent-article22707952.html


ラシェット、ベアボック、ショルツの首相候補直接対決でも差が縮まっており

 ラシェット        17%(前回比▲6%)

 ベアボック        19%(同+2%)

 ショルツ            18%(同+2%)

となっています。(残りは 誰も支持しない)

 

ラシェットについては 迅速かつ強力な実行力 国を引っ張るコンセプト などが他の二人と比べて物足りないとされています。

こういった定性的評価自体に新味はありませんが、洪水対応が期待はずれだった(不謹慎な笑いもけしからん)と受けとめられているようです。

但し、8つの調査平均でみると、全体感はほぼ変わっていませんので、本件の過大評価は禁物です。

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Wahlumfragen zur Bundestagswahl 2021 – Sonntagsfrage (Wahlumfrage, Umfragen) (wahlrecht.de)

引き続き8-2でラシェット優位
と見ます。