日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20210824 初めてSPDがCDU/CSUを上回る世論調査結果が出ました

最近ドイツの政党別支持率が結構動いています。

先ほどFORSAの結果が出て、ついにSPDが23%でトップに立ちました。

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Sonntagsfrage – Forsa (Wahlumfragen zur Bundestagswahl) (wahlrecht.de)

 

3党連立の組み合わせは理論上たくさんありますが、

というフィルタをかけると、現実味があるのは以下の組み合わせのみと思います。

①もしCDU/CSUが第一党かつGreenとの連立で過半数を確保できるようなら、
 この2党だけで「黒緑」連立(確率15%
②おそらく過半数には足りないので、上記にFDPを加えた「ジャマイカで決着
確率50%
③もしSPDが第一党となるなら、まずGreen+FDPとの連立「信号機」を模索するが、
 FDPが財務相ポストを要求するので、合意は容易でない(確率15%
④「信号機」がどうしてもうまくいかない場合には、SPDは仕方なくGreenと左派(Linke)を取り込んだ「赤赤緑」政権樹立を目指す(確率20%

 

CDU/CSUが第一党である限り、FDPが強力にジャマイカを押してくれる(メインシナリオ)ので②までで止まると思いますが、SPDが第一党となり、赤々緑で過半数が確保できるようなら、経済界が恐れる左派政権(④赤々緑)が現実味を帯び始めます。

 

首相レ-スはまだ以下の序列ですが、確率を少しショルツ方向にシフトしておきます。
SPDが第一党になると、当然ショルツがトップに躍り出ます。

①ラシェット 65% (ジャマイカ又は黒緑)

②ショルツ  30% (SPD主導の信号機又は赤々緑)

③ベアボック   5% (Green主導の信号機又は赤々緑)

 

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