日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20211024 ドイツ選挙後の世論調査チェック

ドイツ連邦議会選挙(9月26日投開票)におけるSPDとCDU/CSUの得票率差は、25.7%対24.1%とわずか1.6%だったのですが、その後の世論調査では、SPDが支持率を伸ばし、CDU/CSUが減らす格好で、その差が4~9%(単純平均6.8%)と大きく拡大しています。

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Wahlumfragen zur Bundestagswahl – Sonntagsfrage (Wahlumfrage, Umfragen) (wahlrecht.de)

 

実際の議席配分は下図のようになっているのですが、上記世論調査結果は、以下のように解釈できるものと思われます。

  • ドイツ国民が議席(支持)を増やしたSPD/Green/FDPの3党による信号機連立を選挙日当日以上に強く望んでいる
  • 長らく政権の座にいたCDU/CSUに対しては、(変にジャマイカ固執せず)野に下って出直すことを求めている

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信号機連立では全議席の57%(369/736)と十分な過半数を維持できています。

3党は12月中旬にもショルツ首相を誕生させるべく、連立交渉を本格化させています。

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