先ほどドイツ連邦統計局より、掲題の通りの発表がありました。主因は海外を中心とする最近の受注急減です(9月受注:前月比▲4.0%、海外▲7.0%)。
(赤:受注残計、黒:国内分、青:海外分)
これまでは生産(赤)がサプライチェーン障害や材料・人出不足などのためにずっと低迷したままで、受注(青)を下回り続けていたため、受注残(上図)がたまり続けてきていたのですが、さすがに9月は受注(青)の減少幅が大きかったため、受注残も久々に減少したということです。
但し、受注残の前年同月比は+6.9%/月商の7.7か月分、と水準自体はまだまだ高いので、当面景気減速のクッションとして機能してくれるということには変わりありません。