当ブログでは、「今年のドイツはインフルエンザ大流行に注意が必要」というお話を繰り返してきたのですが、いよいよ嫌な感じになってきましたのでコロナよりインフルエンザのモニタリングをメインに切り替えることにします。
直近10年間では2017年末から2018年初(下図左端)の流行が一番大きく、その後、コロナの流行時はインフルエンザが鳴りを潜めていたのですが、今シーズンは一週間で5万6千人の患者を出すペース(右端の一番高い棒)に急増し、2017/18シーズンを上回ってきています。
地域別でみると、(気温が低めの)旧東ドイツや東の方で特に流行していることが判ります。
ちなみにコロナの方は、北部のニーダーザクセン州(赤色部分は7日間指数500超)でやや増加しているものの....
再生産数も1.0近傍で、今のところは概ね落ち着いた状況です。